“棲”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
90.0%
とま3.0%
すま2.0%
1.0%
1.0%
つま0.7%
0.7%
すみ0.3%
すみか0.3%
ずま0.3%
(他:2)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“棲”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]46.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それに居まわりが居留地で、しんとして静かだから、海まで響いて、音楽の神がむ奥山からこだまでも返しそうです。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これは寒國かんこくうさぎふゆあひだ眞白まつしろになるのとおな保護色ほごしよくです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
とり水車小舎すいしゃごやまえにある菩提樹ぼだいじゅうえとまって、うたしました。
けれどもマリちゃんはじっとすわって、ないていました。するととりんでて、家根やねうえとまった。
渋江氏が亀沢町に来る時、五百はまた長尾一族のために、もと小家こいえを新しい邸にうつして、そこへ一族をすまわせた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「狐か狸でもすまってそうな家だねえ」耕吉はつくづくそう思って、思わず弱音を吐いた。
贋物 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
過去に経験のないひとみをする源氏に同情して、現在の三位さんみ中将は始終たずねて来て、世間話も多くこの人から源氏に伝わった。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
雨の夜のひとりみこんな事でもするよりほかに用はない。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それに——、本村ホンムラを遠く離れた、時はづれの、人まぬ田居タヰばかりである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
タズネ人……サワガニメル川沿イニ庭アリテ紫ノ立葵タチアオイ咲ク。
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
橋の上には、夕陽の後光を後ろに背負しょった、素晴らしい美女が地味なお召のあわせつまを軽くかかげて、平次の顔を迎えて、引入れるようにニッコリするのでした。
で、からつたつのそでから、萌黄もえぎむらさきとがいろけて、ツにはら/\とみだれながら、しつとりともつつて、つまくれなゐみだれし姿すがた
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところが、とりんでって、金工かざりや家根やねまって、こううたしました。
うたってしまうと、とり靴屋くつやみせんでき、家根やねうえまって、うたいました。
「すうちゃん、このカフェはのろわれているんだよ、君も早くほかへすみかえをするといい。僕は見たんだ。たしかに此の眼で見たんだ、しかも時刻はまさに二時二十分——丁度ちょうどふみちゃんが殺された時間だ」
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
近時も西アフリカのボンニ地方や、セレベス、ブトン、ルソン諸島民は専ら鱷を神とし、音楽しながらそのすみかに行き餌と烟草をたてまつった。
が、一日に二度や三度は必ず通らなければ、宗右衛門のこの寺ずまひの自由は絶対に取り上げられてしまふのであつた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
折から撃ッて来た拍子木は二時おおびけである。本見世ほんみせ補見世すけみせかごの鳥がおのおのとやに帰るので、一時に上草履の音がとどろき始めた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
下枝シヅエらは人みな取り、秀枝ホツエは鳥枯し みつぐりの 中つ枝の 含隠フゴモり アカれる処女ヲトメ
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)