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棲
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すみか
ふりがな文庫
“
棲
(
すみか
)” の例文
森の梢に
棲
(
すみか
)
を造っている小鳥は、夢を驚かされて、雌鳥は雛鳥を
慰
(
いた
)
わって巣の上にしがみ付いた。雄鳥は、慌しく巣の周囲を飛び廻って叫び立てた。
薔薇と巫女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
初編
(
しよへん
)
にもしるしたるごとく、我国の
獣
(
けもの
)
冬にいたれば山を
踰
(
こえ
)
て雪
浅
(
あさき
)
国へさる、これ雪ふかくして
食
(
しよく
)
にとぼしきゆゑなり。春にいたればもとの
棲
(
すみか
)
へかへる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
近時も西アフリカのボンニ地方や、セレベス、ブトン、ルソン諸島民は専ら鱷を神とし、音楽しながらその
棲
(
すみか
)
に行き餌と烟草を
献
(
たてまつ
)
った。セレベスとブトンでは、これを家に飼って崇敬した。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
初編
(
しよへん
)
にもしるしたるごとく、我国の
獣
(
けもの
)
冬にいたれば山を
踰
(
こえ
)
て雪
浅
(
あさき
)
国へさる、これ雪ふかくして
食
(
しよく
)
にとぼしきゆゑなり。春にいたればもとの
棲
(
すみか
)
へかへる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
“棲”を含む語句
棲居
共棲
同棲
隠棲
棲所
独棲
同棲生活
棲家
棲息
棲処
群棲
両棲
棲木
同棲者
両棲類
孤棲
辻棲
棲遅
棲息地
旧棲
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