すみか)” の例文
森の梢にすみかを造っている小鳥は、夢を驚かされて、雌鳥は雛鳥をいたわって巣の上にしがみ付いた。雄鳥は、慌しく巣の周囲を飛び廻って叫び立てた。
薔薇と巫女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
初編しよへんにもしるしたるごとく、我国のけもの冬にいたれば山をこえて雪あさき国へさる、これ雪ふかくしてしよくにとぼしきゆゑなり。春にいたればもとのすみかへかへる。
近時も西アフリカのボンニ地方や、セレベス、ブトン、ルソン諸島民は専ら鱷を神とし、音楽しながらそのすみかに行き餌と烟草をたてまつった。セレベスとブトンでは、これを家に飼って崇敬した。
初編しよへんにもしるしたるごとく、我国のけもの冬にいたれば山をこえて雪あさき国へさる、これ雪ふかくしてしよくにとぼしきゆゑなり。春にいたればもとのすみかへかへる。