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群棲
ふりがな文庫
“群棲”の読み方と例文
読み方
割合
ぐんせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐんせい
(逆引き)
子は一ぴきしか生まないという
群棲
(
ぐんせい
)
動物を見ていると、非常に我々人間にあてつけるようであり、自分達の家庭生活をいやでも思い出さざるを得ない。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
私はいつか映画でオットセイの
群棲
(
ぐんせい
)
を見たことがある。
鰭
(
ひれ
)
のような手足でバタバタはねる
恰好
(
かっこう
)
や、病牛の
遠吠
(
とおぼえ
)
のような声を思い出すうちに本当に
嘔吐
(
おうと
)
をもよおして来た。
黒猫
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
人込みの中に紛れ込んで、お互いに邪魔にもならず邪魔にもされずに、共にある一定の時間を過ごすことは、人間という
群棲
(
ぐんせい
)
動物にとっては、やはり心やりの一つなのであろう。
犬の生活
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
群棲(ぐんせい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“群棲”の意味
《名詞》
同じ種類の動物が群れとなって生活していること。
(出典:Wiktionary)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽
“群棲”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
金森徳次郎
島木健作
牧逸馬
小山清
アントン・チェーホフ
中里介山