“群”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むれ37.9%
18.1%
むらが16.1%
むら11.6%
ぐん8.5%
たか3.1%
ムラガ1.1%
グループ0.8%
ムラ0.8%
だか0.6%
(他:5)1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“群”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩85.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その勢に驚いて、時々うずらむれが慌しくそこここから飛び立ったが、馬は元よりそんな事には頓着とんじゃくしない。
首が落ちた話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
またかく大いなるむれ飛交とびかはしつゝ上なる物と花の間をへだつれども、目も輝もこれに妨げられざりき 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あらたしきとしはじめおもふどちいれてればうれしくもあるか 〔巻十九・四二八四〕 道祖王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
葭簾囲よしずがこいの着ものぎ場にも、——そこには茶色の犬が一匹、こまかい羽虫はむしれを追いかけていた。
海のほとり (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
特に歓楽の激しい地域を指示するように所々にむらがるネオンサインが光のなかへ更に強い光の輪郭りんかくを重ねている。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
わたしは蕭々せうせうたる樹木のあひだに、彼等のむらがつたのを眺めながら、化け物も莫迦ばかには出来ないと思つた。
支那の画 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ただ場外にむらがる数万の市民が有らん限りのときを作って停車場の硝子窓ガラスまどれるほどに響くのみである。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
隣の大豆畑にむらがったカナブンの大軍が、大豆の葉をば食いつくして、今度は自家うちの畑に侵入しんにゅうした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
あたかも若き競技者が方人かたうど調練者ならしてぐんせかれてか楕圓砂場だゑんさぢやうをさして行く時、
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
天日てんじつくらくなるまでおびたゞしくぐんをなして、輕氣球けいきゝゆう目懸めがけて
屠手は多勢ってたかって、声を励ましたり、叱ったりして、じッとそこに動かない牛を無理やりに屠場の方へ引き入れた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
桟橋へ上って見て私の第一に喜んだのは、その前の広場にたかって客待ちしている簡素な馬車の幾つかであった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
黒けぶりムラガりたゝせ、手もすまに 吹きトロかせば なだれ落つる かね○
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
広い端山ハヤマムラガつたサキは、白い砂の光る河原だ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
心像は一つのグループであり、またそれには自由可動性フリモビリティあり——と云ったのは至言だと思うよ。何故なら、そのレヴェズの一語には、あの男の心深くに秘められていた一つの観念が、実に鮮かな分裂をして現われたからなんだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
かうした華やかなグループの中に、女王クインのやうに立ち働いてゐる荘田夫人が、自分に——片隅に小さく控へてゐる自分に、少しでも注意を向けて呉れるかと思ふと、妻の手前を繕ろつてまで、出席した自分が、何だか心細く馬鹿々々しくなつて来た。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
さうしてとう/\、里らしい家ムラの見える小高い岡の上に出た時は、裳も、著物も、肌の出るほど、ちぎれて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
さうしてとう/\、里らしい家ムラの見える小高い岡の上に出た時は、裳も、著物も、肌の出るほど、ちぎれて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
 お絹の家の前の人だかりを不審に思って立ち止る。井戸端のお内儀が囁き合った。
恋と十手と巾着切 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)
ちやうどその時には定期市ヤールマルカが立つてゐて、往来といふ往来には目も眩むほど人だかりがしてゐたが、しかしまだ早朝のこととて、何れも地べたに寝はだかつて夢路を辿つてゐた。
吉次はニヤニヤ笑い出した。あつまって来た連中の中で、吉次の一番好きなのは、この弁天松代だからである。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
川中にはさゞ波の小じわが立つてそれが一かたまりづゝ動きながら、あるひは右あるひは左へ水の色を変へてゐる。
両国今昔 (新字旧仮名) / 木村荘八(著)
七八人しちはちにんむらがりむに、おの/\つまたいしてならしてむつまじきことかぎりなし。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
幕は開きたり、只だ見る、男子三人女子二人より成れるひとホロスの唱和するを。
南は嶮山重畳のモン・ブランマシッフと、氷河の蒼氷を溶かしては流すアルヴの清洌、北には雲母きらら張りの衝立エクランのように唐突に突っ立ちあがるミデイ・ブラン、グレポンの光峰群デ・セイギイユ