“家群”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いへむら33.3%
イヘムラ33.3%
いえむら11.1%
やむら11.1%
ヤムラ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日おもてと家群いへむらなごむ畑なだり高粱カオリヤンの根はよく鋤きにけり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さうしてとう/\、里らしい家群イヘムラの見える小高い岡の上に出た時は、裳も、著物も、肌の出るほど、ちぎれて居た。空には、夕月が光りを増して来てゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そうしてとうとう、里らしい家群いえむらの見える小高い岡の上に出た時は、裳も、著物きものも、肌の出るほど、ちぎれて居た。空には、夕月が光りを増して来ている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
傳家屯フウカトン夕かげ暗し地に低き土の家群やむらの煙あげつつ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春山の 木ぬれの風を仰ぎ来て、家群ヤムラさびしき田居に くだりぬ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)