“家主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いえぬし40.5%
やぬし26.6%
おおや12.7%
いへぬし8.9%
あるじ3.8%
いゑぬし2.5%
おほや2.5%
やだま1.3%
イヘヌシ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ其の儘にしては置かれないので、お徳はとりあえずその実否を確かめに行こうとすると、家主もその噂を聴いて出て来た。
半七捕物帳:44 むらさき鯉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これをいて、事情らぬたちは、金持ちや、家主にありそうなことだと、した青服夫婦へ、同情したかもしれません。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
家主さんが大変に案じておでゞ、其のお父さんが、た一人の娘をし今まで知れないのは全く死んだに違いない
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すべしとされし上早速其所の地主嘉兵衞と其家主を呼寄られ城富を引渡しとなり隨分心付けつかはすべき由申付けられけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
家主壮夫三五人をひ来りて光る物をに石なり、皆もつてとし石を竹林に捨つ、その石夜毎に光りあり、村人おそれて夜行ものなし。
されども我れは横町に生れて横町に育ちたる身、住む地処は龍華寺のもの、家主は長吉が親なれば、表むき彼方く事かなはず、内々に此方の用をたして、にらまるる時の役廻りつらし。
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
裏の家主さんでさう言つて下すつたんだけど、お安が言ふんでは、よくそこいらへ出てべちや/\下らない事をつたりしてゐるといふから、そんな女では困ると思つてね。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
松「塩梅に僕の手に這入ったが、家主ア東京へ往ったじゃアねえか」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
はつきり知られるのは、珍客を迎へたときに限つて言ふべき語で、家主など言ふ平常の用語例とは別な事である。