“実否”のいろいろな読み方と例文
旧字:實否
読み方割合
じっぴ61.1%
じっぷ33.3%
ジツフ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ其の儘にしては置かれないので、お徳はとりあえずその実否じっぴを確かめに行こうとすると、家主いえぬしもその噂を聴いて出て来た。
半七捕物帳:44 むらさき鯉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
彼はその実否じっぷを確かめるために、今夜こそは小町の水の近所へ忍んで、怪しい光りを放っていく女の正体を見定めようと決心した。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)