“実験”のいろいろな読み方と例文
旧字:實驗
読み方割合
じっけん41.7%
じつけん16.7%
エキスペリメント16.7%
エクスペリメント16.7%
エックスペリメント8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくも、にいさんからきいたので、まだ実験じっけんしてみないのだから、うまくできるか、どうかわからないのだ。ここに、っておいで。」
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
面白おもしろげなる顔色がんしよく千番せんばんに一番さがすにも兼合かねあひもうすやらの始末しまつなりしにそろ度々たび/″\実験じつけんなれば理窟りくつまうさず、今もしかなるべくと存候ぞんじそろ愈々いよ/\益々ます/\しかなるべくと存候ぞんじそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
ある哲学者の著書の中に、小説戯曲は倫理的の実験エキスペリメントのようなものだという意味の事があった。
科学者と芸術家 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
即ち私の心的要素マインドスタッフを種々の事情の下に置いて、揉み散らし、苦め散らし、散々な実験エクスペリメントを加えてやろう。
予が半生の懺悔 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それが鉄に身を浸すのは、実験エックスペリメントの意味において vérité de fait に面することである。それは秩序より、予想しなかった秩序に面する。
近代美の研究 (新字新仮名) / 中井正一(著)