“じっけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
実見35.3%
実験29.4%
十間17.6%
実検11.8%
実券5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俳優やくしゃというものは、如何どういうものか、こういうはなしを沢山に持っている、これもある俳優やくしゃ実見じっけんしたはなしだ。
因果 (新字新仮名) / 小山内薫(著)
おやじの金をぬすんで、いろいろな実験じっけんにいるものを買いととのえたので、ぼくの研究けんきゅうは気もちがいいほど具合よくすすんでいったんだ
どういう訳か、葛西かさいの源兵衛(源兵衛堀—いまの北十間じっけん川のこと)が名所になっています。
江戸の化物 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
浅井、朝倉の主将たちは、きのうは信長の弟九郎信治のぶはるの首を、大勢の眼で、実検じっけんした。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女はその実券じっけんを、いったん勝ったあとで彼に示した。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)