“研究”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんきう40.5%
けんきゅう35.7%
けんきゆう11.9%
しらべ4.8%
きわ2.4%
けんきふ2.4%
スタディ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元來ぐわんらいりよ科擧くわきよおうずるために、經書けいしよんで、五ごんつくることをならつたばかりで、佛典ぶつてんんだこともなく、老子らうし研究けんきうしたこともない。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
なになりとたずねてもらいます。研究けんきゅうめとあれば、わしほうでもそのつもりで、差支さしつかえなきかぎなにけてはなすことにしましょう。
實際じつさい地質學ちしつがく研究けんきゆうしてゐる地層ちそうふかさは地表下ちひようか二三里内にさんりないよこたはつてゐるものばかりであつて、醫學上いがくじよう皮膚科ひふかにもおよばないものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「それにしてもなぜに都の方々が、お前さんの一座を見物に来ないか、研究しらべたことはございませんかな?」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とはいえ、下界において、万一にも冥府みょうふ獄簿ごくぼに載るような罪科にお落ちなさればもうわたしの力でもお救いはできません。……三巻の天書てんしょを以後の友となされて、それをお研究きわめなされませ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
当時たうじすで素人芸しろうとげいでないと評判ひやうばん腕利うできゝで、新躰詩しんたいしこと其力そのちからきはめて研究けんきふする所で、百枚ひやくまいほどの叙事詩じよじしをも其頃そのころ早く作つて、二三の劇詩げきしなどさへ有りました、依様やはり我々われ/\同級どうきふでありましたが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
このロンドン市一番地という概念は、よくここを起点にして倫敦の「足による研究スタディ」が開始されるからで、もちろん番地それじしんは何ら公式の権威を持たない。