“作”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
37.4%
つく28.3%
さく14.3%
こしら2.5%
おこ2.2%
つくり2.2%
もの1.6%
こし1.2%
づく1.2%
0.9%
こさ0.9%
0.9%
つくっ0.6%
なす0.6%
つくる0.6%
づくり0.6%
なさ0.3%
やっ0.3%
0.3%
かけ0.3%
0.3%
せんがいさく0.3%
なし0.3%
0.3%
アジ0.3%
0.3%
ナル0.3%
ヨミ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と『荊楚歳時記』に載せ、註に董勛いわく、今正臘のあした、門前、烟火桃神をし、松柏を絞索し、鶏を殺して門戸に著け、疫を追うは礼なり。
そして無自覚に薄目をしていたことだの、はからずも見てならない秘密を見たとおもう体のすみや胸の動悸は期せずして一つにしていたようである。
此猿このさるめんは南傳馬町名主なぬしの又右衞門といふものつくりて主計かずへさるといふよし今以てかの方にあるよしなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その農作地のうさくち牧場まきばとをつくるためには森林しんりん一部分いちぶぶんはらはらひしました。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「ああ、さくは、まずもうぶんなしといっておこう。ただ、けているのがしい。」と、金持かねもちはいいました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
が、どうして忠相ただすけが、このさく爺さんの前身を知っていたか、また、それをいかにして柳生へ通じたか、くわしいことはわからないけれど。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
あることその老爺をやぢさんこしらへてれた菱形ひしがた紙鳶たこ甲板かんぱんばさんとて
で、そのジレンマを頭で解く事は出来ぬが、併し一方生活上の必要は益〻迫って来るので、よんどころなくも『浮雲』をこしらえて金を取らなきゃならんこととなった。
予が半生の懺悔 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それの年の大晦おほつごもりに常三郎の心疾がおこつて、母益は慰撫のために琴を弾じて夜闌やらんに及んだことさへあるさうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
思慮分別の意識からさうなるのでは無く、自然的な極めて力強い餘儀ないやうな感情に壓せられて勇氣の振ひおこる餘地が無いのである。
水害雑録 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)
まあうそでもいさよしんばつくりごとにしろ、かういふ不幸ふしあはせだとか大底たいていひとはいはねばならぬ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御ゆるし候へ、じだらくに居れば涼しく侍ると申しければ、翁曰、これこそ発句なれとて、今の句につくりて入集せさせ給ひけり。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
みのるがそれ迄に少しづゝ書き溜めておいたもののある事を知つてゐた義男は、それにこの規程きていの分だけを書き足して送つた方が好いと云つてみのるに勸めたのであつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
あたしはこの山住みで、小さなものを投書して特賞を得たりしたが、これは実力がどの位な辺かという試しにしたことで、これならなぞというたかぶった気持ちではすこしもなかった。
「これは二円不足していますが、折角お政がこしらえて置いたのですから、取って下さい、そうませんと……」
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「もうその着物いらんやろ。代りのをこしらえてあげるでほどこうな。」
御身 (新字新仮名) / 横光利一(著)
ぢやえぢきかざて、おたかべのあらば、お祭りのあらば、うにきやらやほこて、又からやほこて、作るづくりも時々に出来でき
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
みせは二けん間口まぐちの二かいづくり、のきには御神燈ごしんとうさげてじほ景氣けいきよく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
唐の王建の牡丹の詩に云ふ、可零落ズヰ、収シテと。
そしてその詩は「何年植向仙壇上、早晩移植到梵家、雖在人間人不識、与君名作紫陽花」(何ンノ年カ植エテ向フ仙壇ノホトリ、早晩移シ植エテ梵家ニ到ル、人間ニ在リト雖ドモ人識ラズ、君ガメニ名ヅケテ紫陽花トス)である。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それからまた、我々われ/\の住むでゐる、社會には、何故人間をこさへる學校と人間を押籠おしこめて置く監獄とが存在してゐるのであろう。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
七月が來て觀音樣の晩になれば、町のわかい娘たちはいつも奇麗な踊り小屋をこさへて、華やかな引幕をひきその中で投げやりな風俗のうき々とさへづりかはしながら踊つた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
くるなら學校がくかうからものつくつたのでなければ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
出淵でぶち様。いつぞや、御家中の岡村の旦那から伺いますに、其角きかくの句を読み入れた新作をおくんなすって、それを藤七が節付ふしづけしたってお話じゃござんせんか。そういうものを一つ伺わせて戴きたいもんで」
(新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分からつくっわざわいで、文久三年亥歳いどしから明治元年まで五、六年のあいだと云うものは、時の政府に対してあたかも首の負債を背負しょいながら
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
或は白木しらき指物細工さしものざいくうるしぬりてその品位を増す者あり、或は障子しょうじ等をつくって本職の大工だいく巧拙こうせつを争う者あり
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「然し、好う悔悟をなすつた。間が容さんでも、又僕が容さんでも、貴方はその悔悟につて自ら容されたんじや」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
一 人の妻と成ては其家を能くたもつべし。妻の行ひ悪敷あしく放埒なれば家を破る。万事つづまやかにしてついえなすべからず。衣服飲食なども身の分限に随ひ用ひておごること勿れ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しやく釈につくるの外、たくを沢、驛をえきつくるぞくなり、しかれども巻中えきたくの字多し。
しやく釈につくるの外、たくを沢、驛をえきつくるぞくなり、しかれども巻中えきたくの字多し。
旅から帰ってからの鶴さんに、始終こってりづくり顔容かおかたちを見せることを怠らずにいたお島の鏡台には、何の考慮もなしに自暴やけに費さるる化粧品のびんが、不断に取出されてあった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
明治倶楽部クラブとて芝区桜田本郷町のお堀辺ほりばたに西洋づくりの余り立派ではないが、それでも可なりの建物があった、建物は今でもある、しかし持主が代って、今では明治倶楽部その者はなくなってしまった。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「さうして色々お話を伺ひまして、お二人の中も私能く承知致しました。あの方も又有仰おつしやらなくても可ささうな事までお話をなさいますので、それは随分聞難ききにくい事まで私伺ひました」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「ああ新聞で、さうだつたかい。なあに阿父さんはどうもなさりはしないわね」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「イヤ僕こそはなはだお恥しい話だがこれで矢張りやったものだ、そして何かの雑誌に二ツ三ツ載せたことがあるんだ! ハッハッハッハッハッ」
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「そうか、諸君もやったのか、驚ろいた、その昔はみんな馬鈴薯党なんだね」と上村はおおいに面目を施こしたという顔色かおつき
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
鼓瑟ことのてしばしとだえ鏗爾こうじとしてしつさしおきてち、対えて曰く、三子者さんししゃよきに異なり。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
色斯おどろきてがり、かけって後くだる。曰く、山梁さんりょう雌雉しちよいかなよいかなと。子路これむかえば三たびはねひろげてつ。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
吉野の国巣、昔より久受くずと呼来たれども、此記の例、若し久受くずならんには「国」の字は書くまじきを、ここにも軽島宮の段にも、又他の古書にも、皆「国」の字をかけるを思ふに、上代には「久爾須くにす」といひけんを、やゝ後に音便にて、「久受」とはなれるなるべし。
国栖の名義 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
四脚の蜥蜴イグアナを二脚にたもあった由。
蓬平作ほうへいさく墨蘭図ぼくらんづ一幀いつたう司馬江漢作しばかうかんさく秋果図しうくわづ一幀、仙厓せんがいさく鐘鬼図しようきづ一幀
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
以前いぜんいへこはして其古材そのふるざいたてたものらしくいへかたちなしるだけで、風趣ふうちなにいのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「雑ものをっていると、硝石を食ってしようがねえな。また少し土を採って来て置こうか」
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「証拠にゃならねえが……俺達が味方にならねえと諦らめて、ほかの処へ同志をアジりに行ったものと思えば、そうも見えるだろう」
オンチ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ッテ之ヲ行ウヲ士大夫シタイフウ——と古人が申したのもその理ではございますまいか
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老杜ろうと登高とうこう七律しちりつにも万里悲秋常ナル百年多病独登万里ばんり悲秋ひしゅう 常に客とる、百年の多病 独りだいに登る〕の句あり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
そこで代作説に賛成する古義でも、「此題詞ハシツクリのこゝろは、契沖も云るごとく、中皇女のおほせによりて間人連老がヨミてたてまつれるなるべし。されど意はなほ皇女の御意を承りて、天皇に聞えあげたるなるべし」と云っているのは
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)