“俗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞく84.6%
よ10.3%
ひと2.6%
バナル2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔評〕死を決するは、薩(さつ)の長ずる所なり。公義を説くは、土の俗(ぞく)なり。維新(いしん)の初め、一公卿あり、南洲の所に往いて復古(ふくこ)の事を説く。
俗(よ)に言伝える。天狗(てんぐ)、狗賓(ぐひん)が棲(す)む、巨樹、大木は、その幹の肢(また)、枝の交叉(こうさ)の一所(ひとところ)、氈(せん)を伸べ、床を磨いたごとく、清く滑かである。
二氣の正しきに乘り、五行の序(つぎて)を齊(ととの)へ、神(あや)しき理を設(ま)けて俗(ひと)を奬(すす)め、英(すぐ)れたる風(のり)を敷きて國を弘めたまひき。
その數ヶ月の間に私は何をしてゐたか? 私は俗(バナル)な小説を二つばかり書いた。
続プルウスト雑記 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)