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一所
ふりがな文庫
“一所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっしょ
45.3%
いつしよ
26.0%
ひとところ
25.5%
ひとつ
1.0%
ひととこ
1.0%
いっしよ
0.5%
ひとつところ
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっしょ
(逆引き)
俺と
一所
(
いっしょ
)
に静かに、二三度うなずいた船長は伊那少年を顧みて、
硝子
(
ガラス
)
のような
眼球
(
めだま
)
をギラリと光らした。決然とした低い声で云った。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
一所(いっしょ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いつしよ
(逆引き)
ふいと
立
(
た
)
つて、「
一所
(
いつしよ
)
に
來
(
き
)
な。」で、
通
(
とほり
)
へ
出
(
で
)
て、
右
(
みぎ
)
の
濱野屋
(
はまのや
)
で、
御自分
(
ごじぶん
)
、めい/\に
似合
(
にあ
)
ふやうにお
見立
(
みた
)
て
下
(
くだ
)
すつたものであつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一所(いつしよ)の例文をもっと
(50作品)
見る
ひとところ
(逆引き)
それを
私
(
わし
)
は利用した。で昨夜根岸へ行った。すると白粉が引いてあった。そこで俺はその
一所
(
ひとところ
)
へ、丹砂剤をうんと振り撒いたものさ。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一所(ひとところ)の例文をもっと
(49作品)
見る
▼ すべて表示
ひとつ
(逆引き)
ぽっちり
三臠
(
みきれ
)
、
五臠
(
いつきれ
)
よりは附けないのに、葱と
一所
(
ひとつ
)
に
打
(
ぶ
)
ち
覆
(
ま
)
けて、鍋からもりこぼれるような湯気を、天井へ立てたは
嬉
(
うれ
)
しい。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一所(ひとつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひととこ
(逆引き)
まず
厨子
(
ずし
)
の本尊仏をかつぎだし、燭台
経机
(
きょうづくえ
)
の類をはじめ、
唐織
(
からおり
)
の
帳
(
とばり
)
、
螺鈿
(
らでん
)
の卓、
瑩
(
えい
)
の香炉、
経櫃
(
きょうびつ
)
など、
床
(
ゆか
)
の
一所
(
ひととこ
)
に運び集める。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一所(ひととこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いっしよ
(逆引き)
これもそれと
似寄
(
により
)
の話で、やはり十七年の秋と思う。わたしが父と
一所
(
いっしよ
)
に四谷へ
納涼
(
すずみ
)
ながら散歩にゆくと、秋の初めの涼しい夜で、四谷
伝馬町
(
てんまちょう
)
の通りには幾軒の
露店
(
よみせ
)
が出ていた。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一所(いっしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとつところ
(逆引き)
一所
(
ひとつところ
)
に土橋がかかっていた。その下に
枯蘆
(
かれあし
)
が茂っていた。また一所に
樋
(
ひ
)
の口があった。枯れた
苔
(
こけ
)
が
食
(
く
)
っ
付
(
つ
)
いていた。
隠亡堀
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一所(ひとつところ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一所”の意味
《名詞》
一つの場所や地域。
同じ場所。
一緒。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“一所”で始まる語句
一所不住
一所二所
検索の候補
御一所
一所不住
同一所
一所二所
二人一所
一箇所
一時避難所
三十一箇所
“一所”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
夢野久作
国枝史郎
夏目漱石
有島武郎
幸田露伴
作者不詳
新渡戸稲造
直木三十五