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帳
ふりがな文庫
“帳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とばり
83.0%
ちょう
8.1%
ちやう
3.7%
カーテン
2.2%
ちよう
0.7%
とば
0.7%
トバリ
0.7%
リドオ
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とばり
(逆引き)
もう間もなく、夜の
帳
(
とばり
)
も降りるでしょう。暮れるに間のないこの夕暮れ眼がけて、この見知らぬ高原へ飛び出す勇気はありません。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
帳(とばり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ちょう
(逆引き)
「わが家はとばり
帳
(
ちょう
)
をも掛けたればって歌ね、大君来ませ婿にせんってね、そこへ気がつかないでは主人の手落ちかもしれない」
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
帳(ちょう)の例文をもっと
(11作品)
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ちやう
(逆引き)
睦子のおとうさんは、市バスの運転手でしたが、やはり出征中で、おかあさんは川向かふの罐詰工場で、
帳
(
ちやう
)
附
(
つ
)
けか何かをしてゐるのでした。
母子ホームの子供たち
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
帳(ちやう)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
カーテン
(逆引き)
鳥の羽を飾った五彩
赫々
(
かっかく
)
たる宝石の
鏤
(
ちりば
)
められた王家の紋章が輝き、太子の服の
襟
(
えり
)
から
釦
(
ボタン
)
ことごとく、ただ
瓔珞
(
ようらく
)
のごとき宝玉で、
燦々
(
さんさん
)
として
帳
(
カーテン
)
を引いた部屋の中に
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
帳(カーテン)の例文をもっと
(3作品)
見る
ちよう
(逆引き)
一切の事、祭司を用いず、やがて北斗を祭る秘室のうちに、
帳
(
ちよう
)
を垂れて閉じ籠った。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帳(ちよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
とば
(逆引き)
水
温
(
ぬる
)
むといいたげないろをめっきり川面へただよわせてきているすみだ川の景色もきょうばかりは曇り日のよう暗く見えた。ホンノリとした青空さえが、果てしらぬ灰いろの
帳
(
とば
)
りかと感じられた。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
帳(とば)の例文をもっと
(1作品)
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トバリ
(逆引き)
即、神を隠してあるのと、露出してある——
帳
(
トバリ
)
もないといふ事ではない——のと、二通りあつた事を考へねばならぬのです。
神楽(その一)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
帳(トバリ)の例文をもっと
(1作品)
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リドオ
(逆引き)
あたしは、もう今晩は楽しすぎて眠ることができないであろう。コン吉よ、君はどうぞ、寝台の
帳
(
リドオ
)
を閉めて、あたしに君の顔を見せないようにしてほしいのだ。
ノンシャラン道中記:01 八人の小悪魔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
帳(リドオ)の例文をもっと
(1作品)
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帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“帳”を含む語句
帳場
手帳
帷帳
通帳
宿帳
蚊帳
帳面
御帳
垂帳
几帳面
几帳
緞帳
帳合
帳場格子
紙帳
戸帳
青蚊帳
帳付
帳簿
帳消
...
“帳”のふりがなが多い著者
吉川英治
橘外男
谷崎潤一郎
末吉安持
ワシントン・アーヴィング
泉鏡花
紫式部
パウル・トーマス・マン
槙本楠郎
大阪圭吉