“帳合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうあい76.5%
ちやうあひ17.6%
ちやうあい5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の叔父の読み方が実に不思議で、ちやうど番頭が帳合ちょうあいを附けるやうなふしで読むのだ。そしてところ/″\滑稽な読み違ひをした。
青春物語:02 青春物語 (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ひかりもあからさまにはさず、薄暗うすぐらい、冷々ひや/\とした店前みせさきに、帳場格子ちやうばがうしひかへて、年配ねんぱい番頭ばんとうたゞ一人ひとり帳合ちやうあひをしてゐる。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
其此方そのこなたにはひのき帳場格子ちやうばがうしがありまして、其裡そのうちに机を置き、しきり帳合ちやうあいをしてるのが主人あるじ
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)