“光”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひかり47.6%
ひか37.4%
みつ4.2%
かげ1.4%
ひかる1.4%
みっ1.1%
0.9%
こう0.7%
てかり0.7%
くわう0.5%
(他:22)4.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“光”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)40.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌4.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
而してわれより出るしゆひかりわれしんぜずしてしゆしんずるにいた
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
洋燈らんぷひかり煌々くわう/\かゞやいて、何時いつにか、武骨ぶこつなる水兵等すいへいら
それがむかふくるまあたつて、まはたび鋼鉄はがねの如くひかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あしひきのやまさへひかはなりぬるごときおほきみかも 〔巻三・四七七〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「妻ア——ウワア。なンみンだンにイ——。か——き——くンるえ——テヘヘヘヘ。ショレみたんよ……みつひでエどンの……」
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
送つて行つたひいづは帰つて来るとまたぐ藤島さんへ行くみつと、水道橋の停車ぢやうまで一緒に行つた。
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
木立こだちのあひだから、れてさしてつきかげが、いろかはつてかんじられる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ここにわたの神の女豐玉毘賣とよたまびめ從婢まかだち玉盌たまもひを持ちて、水酌まむとする時に、井にかげあり。
椽無ゑんなしの二枚障子いつも白う、苔井こけゐのきわの柿の木に唯一ツ、ひかる程じゆくした實の重さうに見へる
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
女御が自慢にし、ほめられてもおいでになる幼内親王方の美を遠くこえた源氏の美貌びぼうを世間の人は言い現わすためにひかるきみと言った。
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)
みっちゃんは外歯そっぱのお出額でこで河童のようなだったけれど、およっちゃんは色白の鈴を張ったような眼で、好児いいこだった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
往来おうらいで、二人ふたりちいさな子供こどもが、もうくらくなったのに、まだあそんでいました。ゆうちゃんとみっちゃんです。
二百十日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ここに日子番の邇邇藝の命、天降あもりまさむとする時に、天の八衢やちまたに居て、上は高天の原をらし下は葦原の中つ國を光らす神ここにあり。
ここにその肥長ひなが比賣うれへて、海原をらして船より追ひ
むしろ、いろいろなことをっている勇吉ゆうきちをうらやましそうに、こう一は、だまってつめていたのです。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
こう一は、それ以上いじょう、ほんとうだとしんじさせるようにいえないことを、至極しごく残念ざんねんおもいました。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
イザルガ岳からてかり岳に至る間の尾根は、幅はや広いが木立が少し多いし、百間平や茶臼岳北方の俗称お花畑などは如何にも狭い。
高原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ただ赤石山脈の南端イザルケ岳からてかり岳に至る間の山稜は、偃松は深く木立もあるが、幅も広く草地が続いているので、やや高原に似た趣を呈している。
南北アルプス通説 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「義仲寺にて、と註釈を付けたいですがね。——青葉くわうみめよきはらみ猫悠然——ていうんです」
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
くわうひらめうち金色こんじき毒龍どくりようあら
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「じゃ何だい、そんな暗い所で、こそこそ御母さんをつらまえて話しているのは。おい早くあかるい所へつらを出せ」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
煤ぼけた神棚におあかりがあがつてゐるのも妙だと思つたけれども、まさか鶴石が死んだ為とは思はなかつた。
下町 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
其子の一人が今病室のあかりながめて、この深夜よふけに窓の下を徘徊して居るとは夢にも知らぬであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
提灯は径を歩かして、余は月のあかりを便りに今一度疑問の林に分け入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
或ものは又、見えざる絲に吊らるる如く、枝に返らず地に落ちず、つやある風に身を揉ませて居る。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
或ものは又、見えざる糸に吊らるる如く、枝に返らず地に落ちず、つやある風に身を揉ませて居る。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
その肥長比売うれえて海原をてらして、船より追い来れば、ますます見畏みて、山のたわより御船を引き越して逃げ上りいでましつとあるを、この語の遠祖と言われたが、これただ蛇が女に化けおりしを見顕わし、恐れ逃げた一点ばかりの類話で、正しくその全話の根本じゃない。
大国主神おおくにぬしのかみが海岸に立って憂慮しておられたときに「うなばらてらしてり来る神あり」とあるのは、あるいは電光、あるいはまたノクチルカのような夜光虫を連想させるが、また一方では、きわめてまれに日本海沿岸でも見られる北光オーロラの現象をも暗示する。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「あら多々良さんの頭は御母おかあさまのようにかってよ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
青き放つものあり、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
人は高坂のみい、私の名ですね、光坊みいぼうが魔にられたのだと言いました。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みいちゃんが好なの。)
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
右のまゆはやはり手の下に隠れている。眼のいろは深い。けれども鋭い点はどこにも見えぬ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
卯平うへいたけ火箸ひばしさき落葉おちばすこすかすやうにしてはひてゝてもはもうぽつちりともなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
てるちゃんのお父さん小野宮吉さんは、お亡りになったから、この写真にうつることは出来ません。
いい家庭の又の姿 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ジキタリスの紫の花弁はなびらは王冠につけた星のように曠野の中で輝いているし、紅玉ルビー色をした石竹のはな恰度ちょうど陸上の珊瑚のように緑草の浪にゆられながら陽に向かって微笑を投げている。
死の復讐 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
肉づいた手に、指環などをひからせている精米所の主人のことを、小野田は山にいた時のお島の旦那か何ぞであったようにうたがって、彼等が帰ったあとで、それをお島の前に言出した。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
いつかの大雪のあとが、遥かの県境の山肌には未だ牡丹の花弁はなびらのやうに点々と染みついてゐた。——一九〇五年、三月十日の空は明るく静かなひずらが万遍もなく輝いてゐた。
サクラの花びら (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
くもあいだからいなびかりがもれ、かみなりがっていました。
青い玉と銀色のふえ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いやにぴかつくじゃないか。兄さんのかい」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
えやん、っちゃん、おかあん、はよおいでんか、あほめ、見えへんがな、すわらんか、などわいわいわめいている。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
すくなひこなが他界から来た神である事は前に述べたが、おほくにぬしの命が、此すくなひこなを失うて、海岸に立つて愁へて居ると、海原をテラして、依り来る神があつた。
霊魂の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)