“てる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
52.9%
35.3%
5.9%
天留5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この年の頃になって、媒人なこうど表坊主おもてぼうず大須おおすというもののむすめてるめとれと勧めた。「武鑑」を検するに、慶応二年に勤めていたこの氏の表坊主父子がある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「そしたら瓶詰はみんなイーハトヴの友でしたしはかり売のはたしかに北のてるです。」
税務署長の冒険 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
てるちゃんのお父さん小野宮吉さんは、お亡りになったから、この写真にうつることは出来ません。
いい家庭の又の姿 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
重文の妹天留てるの夫が意篤重貞しげさだ、重貞の子が重固しげかたである。退、あざな進之しんし、悔堂と号す。霞亭北条譲の養嗣子である。蘭軒と霞亭との親善であつたことはかみに見えてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)