“娶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めと71.4%
もら7.5%
めあ6.4%
3.8%
めあわ3.0%
よめ1.9%
1.1%
めあは0.8%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
とつ0.4%
とり0.4%
むか0.4%
めとる0.4%
もろ0.4%
0.4%
ミア0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽蔑をして、まだ年のゆかない、でき上がっていない子などを、この方をさしおいてるというようなことができるものなんだねえ。
源氏物語:52 東屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
見てくれい。美人だぞ。眉目ばかりか気だてもいい。一生の持ちものとして気に入ったからったのだ。ほかに、他意もないわさ
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実家の方は其頃両親は亡くなり、番頭を妹にはせた養子が、浄瑠璃につた揚句を売払つて大坂へ遂転したので、断絶同様に成つて居る。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
それでもね、妹が美しいから負けないようにって、——どういう了簡ですかね、兄さんが容色望みでったっていうんですから……
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母の草心尼はとうに亡い人だったが、よく明石の家へ遊びに来ていた兼好法師がその母をも説いて、たって覚一にせたひとなのである。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
縮をおる処のものはをえらぶにも縮のを第一とし、容儀とす。このゆゑに親たるものは娘のより此手習するを第一とす。
てよ、早く。青春は短い。未来の大望にでもかかると、馬上、花をかえりみる間もないぞ。……たれか、あてはあるのか。恋人は」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あなたも知つて居るだらうが、麹町に金尾文淵堂といふ書肆が居る。あすこの主人に娘さんをさないかね。さうするときつと私の原稿をあげる。」
大長谷の若建の命長谷朝倉の宮にましまして、天の下治らしめしき。天皇、大日下の王が妹、若日下部の王にひましき。
古記に云はく、遊部は、大倭国高市郡に在り。生目天皇の苗裔なり。遊部と負ふ所以は、生目天皇の孽円目伊賀比自支和気の女とひて、妻と為す。
、よくたな。」
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「この娘を首尾好く、その男にわすことが出来たとしても、それで幸福であるといえるだろうか。」
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ぐにつけて、永らく世話をしてくれました乳母と召使いに、心ばかりの品をやりたいと存じまして」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相濟屑屋長八は娘お幸のりしを喜びて小切店に商賣替をなし家内益々繁昌しけるとぞ又大橋文右衞門は心懸天晴なる者に目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「でも、赤橋殿の妹君え、いまは御一族でございますのに」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
掲げ其中より取出したる柳樽家内喜多留しゝは妻をの祝言にや白髮とかい附しは麻の如くに白髮まで消光なる可し其の
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「うむ、おおかた、そんなお心根かと、遠慮のううたのだ」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
隅「いゝえ、そうで有りません、ひょっとして貴方が私の様な者でもんで下さいますと、いはからといって、あゝいう人に胡麻を摺られるとりませんからねえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
爾に其美人驚きて立ち走り、いすすぎき。斯くて、其矢をもち来て、床の辺に置きしかば、忽ちに麗わしき壮夫と成りて、即ちその美人にいて生みませる御子、名は富登多々良伊須々岐比売命。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)