“眉目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びもく58.2%
みめ40.5%
まみ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明かなる君が眉目びもくにはたと行き逢える今のおもいは、あなを出でて天下の春風はるかぜに吹かれたるが如きを——言葉さえわさず、あすの別れとはつれなし。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
まして手紙のうちにある眉目みめうるわしい女性の笛吹きといえば、どうやら、かねて時折は案じている昔なじみのお通らしくもあるし——
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人魚は美女の眉目まみ薫る。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)