“春風”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はるかぜ48.7%
しゅんぷう33.3%
しゆんぷう10.3%
かるかぜ2.6%
シユンプウ2.6%
ハルカゼ2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“春風”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
生温なまぬるいそから、塩気のある春風はるかぜがふわりふわりと来て、親方の暖簾のれんねむたそうにあおる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あたたかな春風はるかぜは、そよそよとそらいて、野原のはらや、うえわたっていました。
春の真昼 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼は、再度の打撃をうけて僅に残っていた胸間の春風しゅんぷうが、見る見る中に吹きつくしてしまった事を意識した。
或日の大石内蔵助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
うわさをすれば陰のたとえれず迷亭先生例のごとく勝手口から飄然ひょうぜん春風しゅんぷうに乗じて舞い込んで来る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
さしつたりと電光石火でんくわうせきくわいきほひ、げにもや電光でんくわう影裡えいり春風しゆんぷうるごとく
藤木川ふぢきがはの岸を徘徊はいくわいすれば、孟宗まうそうは黄に、梅花ばいくわは白く、春風しゆんぷうほとんおもてを吹くが如し。
病中雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
春風かるかぜにどこからともなく、いいはなかおりがながれてきて、はやしなかでは、小鳥ことりたのしそうにさえずっていました。
春風の吹く町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
サンズレバ春風シユンプウリテ洛城ラクジヤウツ……
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
手間取テマドりと春風ハルカゼ一杯イツパイ
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)