“類”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たぐい56.0%
たぐ14.1%
たぐひ11.7%
るい10.3%
るゐ6.9%
たと0.2%
など0.2%
タグ0.2%
タグヒ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“類”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
各宿とも旅客用の夜具蒲団ふとん膳椀ぜんわんたぐいを取り調べ、至急その数を書き上ぐべきよしの回状をも手にした。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一宿一飯の恩義などという固苦しい道徳に悪くこだわって、やり切れなくなり、逆にやけくそに破廉恥ばかり働くたぐいである。
朝廷にたぐい少なき文学者であったところからして、御製の讃等を遊ばす時には、実隆は多く御談合を受けて意見を奏上した。
Kは報告の中にまったく新しいたぐいの提案をはさんだが、これはきっと支店長代理に特別な効果があるものと思った。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
かで、追ひ追ひに舊家はすたれ、地方の山持やまもち、田地持のたぐひ何時いつしかに流浪の身となつたものが多い。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
わが寡婦やもめわが深く愛せし者はその善行よきおこなひたぐひ少なきによりていよ/\神にめでよろこばる 九一—九三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ゆうべ何もかも過ぎ去ったように思ったのは、おこりの発作ののちに、病人が全快したように思うるいではあるまいか。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
来らざるものは和楽わらくの扇にさしまねく風をいとうて、寒き雪空におもむ鳧雁ふがんるいである。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
おびたゞしい庭石や石燈籠いしどうろうるゐを積んだ大きな荷車を、たくましい雄牛に曳かして來るのにも逢つた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
兄樣此字は何と讀みますると御本を前にかしこまりしお姿が見えます筈、何と無るゐにお嬉しかろと、言ひ終りておほゝと笑へば
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
——かつらならではとゆるまでに結做ゆひなしたる圓髷まるまげうるしごときに、珊瑚さんご六分玉ろくぶだま後插あとざしてんじたれば、さら白襟しろえり冷豔れいえんものたとふべきく——
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
街路とおり一つ距てて母屋と向きあったみせは、四けん室口まぐち硝子戸ガラスどが入り、酒味噌酢などを商うかたわらで、海苔のりの問屋もやっていた。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
花山院の兼雅かねまさへ嫁いだ一女なども“——コノ御台所ハ御眉目モ美シウ情モ深クオハシケル上ニ、タグヒナキ絵書キニテゾ、オシケル——”と見えるし、また六番目の女は、七条信隆の室で“——歌詠ミ、絵ヲ書キ、アクマデ御心ニ情、オシマス人ナリ”とある。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
栗ヲ収ム故ニ三度栗ト号ス其味ヒ佳ナラズト為サズ此タグヒノ山栗ハ諸州ニ在レドモ亦極メテ小キナリ是レ古ヘノ栭栗ササクリ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)