“旅人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たびびと62.5%
りょじん8.3%
たびと6.3%
たびにん6.3%
たびゞと5.2%
りよじん4.2%
タビト3.1%
たびうど2.1%
りよにん1.0%
エトランゼ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“旅人”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩71.4%
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史60.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
旅人たびびとつゆわかてば、細瀧ほそだき心太ところてんたちまかれて、饂飩うどん
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
旅人たびびとは、そのくにはいりますと、いずれも、この陶器店とうきてんをたずねぬほどのものはなかったのです。
殿さまの茶わん (新字新仮名) / 小川未明(著)
頭髪あたまは達磨返しに結び、鳴海なるみ単衣ひとえに黒繻子の帯をひっかけに締め、一杯飲んで居る夫婦づれ旅人りょじん
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その頃、ここらの地方は大饑饉ききんで、往来の旅人りょじんもなく、宿をるような家もありませんでした。
旅人たびとの歌に、「湯の原に鳴く葦鶴あしたづはわが如くいもに恋ふれや時分かず鳴く」(巻六・九六一)というのがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ことし四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持おほとものやかもちは、父旅人たびとの其年頃よりは、もつと傑れた男ぶりであつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「いらねエや、おめえ旅人たびにんじゃないか。旅人からそんな物を貰うと、部屋の者に叱られら」
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この土地ははつ旅人たびにん、しかも、関東生粋のしたたか者——そういう面通めんどおしを、凄味たっぷりでかせて、玉井金五郎脅迫を買って出た。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
みちまよふた旅人たびゞと嬢様ぢやうさまおもふまゝはツといふ呼吸いきへんずるわ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手前とは知らずナ、此の角右衞門が旅人たびゞとを助けようとして打留めたのであるぞ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
旅人りよじんにし、若き愁ひある人にした上でなければ、其感じが当時の詩の調子に合はず
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「エスキモー」犬が雪中橇車そりを牽いて数日の道を行つても少しも疲労しない事や、西比利亜犬が旅人りよじんを護衛して狼や其他の猛獣を追散らす勇気は実に素晴らしいもんだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
ことし、四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持オホトモノヤカモチは、父旅人タビトの其年頃よりは、もつと優れた男ぶりであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ことし、四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持オホトモノヤカモチは、父旅人タビトの其年頃よりは、もつと優れた男ぶりであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
身動みじろぎうと旅人たびうどの雲のはたてに消ゆる時。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
身動みじろきうと旅人たびうどの雲のはたてに消ゆる時。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
素行は木の葉のやうに寒さうに身体からだふるはせた。媼さんは闇をすかしてうそうそ旅人りよにん容子ようすを嗅ぎ分けるらしかつた。
旅人エトランゼは先ず大通グランブールヴァルのオペラの角のキャフェ・ド・ラ・ペーイで巴里パリの椅子の腰の落付き加減を試みる。
巴里のキャフェ (新字新仮名) / 岡本かの子(著)