“大伴家持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおとものやかもち50.0%
オホトモノヤカモチ30.0%
おほとものやかもち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴家持おおとものやかもち霍公鳥ほととぎすの歌であるが、「夏山の木末のしじ」は作者のたところであろうが、前出の、「山の際の遠きこぬれ」の方がうまいようにもおもう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ことし、四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持オホトモノヤカモチは、父旅人タビトの其年頃よりは、もつと優れた男ぶりであつた。併し、世の中はもう、すつかり變つて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ことし四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持おほとものやかもちは、父旅人たびとの其年頃よりは、もつと傑れた男ぶりであつた。併し、世の中はもうすつかり変つて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)