“おほとものやかもち”の漢字の書き方と例文
語句割合
大伴家持100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことし四十を二つ三つ越えたばかりの大伴家持おほとものやかもちは、父旅人たびとの其年頃よりは、もつと傑れた男ぶりであつた。併し、世の中はもうすつかり変つて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
橘諸兄たちばなのもろえと云ひ、大伴家持おほとものやかもちと云はれ、明確ではないが、長歌短歌およそ四千五百首、上は天皇より下は庶人に至るまで、あらゆる階級の人を含み、宮廷歌集であると共に、民謡集である点に於て
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)