“観”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
85.9%
かん11.7%
くわん0.8%
0.4%
ながめ0.4%
みる0.4%
0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“観”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]50.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
帰りに伝通院の横手にある大黒の小さいほこらへ入って、そこへ出ているある法師ぼうずについててもらうことにした。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それもそのはず、この女天の成せる玉質柔肌じゅうき態媚容冶たいびようや常倫を絶しる者ほとんど神かと乱れ惑うた。
この人間以上の膂力りょりょくは、周囲にたたずんだ若者たちから、ほとんど声援を与うべき余裕さえ奪ったかんがあった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もっとも、これまでに、彼らの尊氏かんが固まってくる根底には、それとの結び付けとなった重要な前時代の前提がないではない。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして諸公と被告等とが同じ時代同じ空間に、天地の成育を受けた同じ生物なりとくわんじ玉へ。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
実際近頃のわたくしは時々たゞの無として自分の過去をくわんずる事がしば/\ある。
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
て此に至れば、死刑は固より時の法度に照して之を課せる者多きを占むるは論なきも、何人か能く世界万国有史以来の厳密なる統計を持して、死刑は常に恥辱・罪悪に伴えりと断言し得るであろう歟、否な、死刑の意味せる恥辱・罪悪は
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
一年あるとし夏のなかば驟雨後ゆふだちあとの月影さやかにてらして、北向きたむきの庭なる竹藪に名残なごりしづく白玉しらたまのそよ吹く風にこぼるゝ風情ふぜい、またあるまじきながめなりければ、旗野は村に酌を取らして、夜更よふくるを覚えざりき。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「好古日録永仁古文孝経の条に棭斎云。寛政二年京師書肆竹苞楼ちくはうろうにてみる。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
唯うつとりと、塔のモトから近々と仰ぐ、二上山の山肌に、ウツの目からは見えぬ姿をオモようとして居るのであらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)