“奇観”のいろいろな読み方と例文
旧字:奇觀
読み方割合
きかん50.0%
きくわん25.0%
ふしぎ8.3%
めずらしさ8.3%
もの8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、なんという奇観(きかん)、人造人間は、吾(わ)れ勝(が)ちに、身体を曲げて車輪になるのがあるかと思うと、四五人横に寝て、鋼鈑(こうばん)となるものもある。
外套(ぐわいたう)は日蔭町物(ひかげちやうもの)の茶羅紗(ちやらしや)を黄(き)に返(かへ)したやうな、重(おも)いボテ/\したのを着て、現金(げんきん)でなくちや可(い)かんよとなどゝ絶叫(ぜつけう)する様(さま)は、得易(えやす)からざる奇観(きくわん)であつたらうと想(おも)はれる
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
盲目的にあなたの意志(みこころ)を行った人々の恥辱(はじ)でございます、デヤドラの死よりもなお恐るべきは、美の大なる奇観(ふしぎ)と神秘(なぞ)が滅びたことでございます、神々は呼んでおられます……コノールよ
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
その楽の音にケリルは聞いた、大洋の波が連山の項きの雪を浸す音を、地の白き汁と青き奇観(めずらしさ)が火焔の中にながれ入る音を、そして日と月とのあいだの雪のような星群の無限無数のあらしの音を。
約束 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
家人(しもべ)の群も多くあり、そこに、麗しく珍しき奇観(もの)多くあれど
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)