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奇瑞
ふりがな文庫
“奇瑞”の読み方と例文
読み方
割合
きずい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きずい
(逆引き)
それからその木を
両幡
(
ふたはた
)
の椋の木と名をつけた。年を経て傾き古くなったけれど、この椋の木は異香が常に薫じ、
奇瑞
(
きずい
)
が絶ゆることがない。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
師匠は特にそういう風に作られたのですが、
素人
(
しろうと
)
にはそういうことは分らないから、
奇瑞
(
きずい
)
のようにも思われてよろこんだのでありました。
幕末維新懐古談:51 大隈綾子刀自の思い出
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「
今朝
(
こんちょう
)
のご参詣のあと、わがお
館
(
やかた
)
には、ふしぎな
奇瑞
(
きずい
)
にお会いなされた。あまりのありがたさゆえ、それを皆へも告げ知らせる。まずは次の一
文
(
ぶん
)
を聞け」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奇瑞(きずい)の例文をもっと
(23作品)
見る
“奇瑞”の意味
《名詞》
めでたい兆しとして現れた不思議なこと。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
瑞
漢検準1級
部首:⽟
13画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇態
奇体
検索の候補
瑞兎奇談
“奇瑞”のふりがなが多い著者
吉川英治
井上円了
柳田国男
中里介山
谷崎潤一郎
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