“奇蹟”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
きせき	96.9%
ミラクル	2.0%
ふしぎ	1.0%

きせき

悪魔は、妖魔学校の校長をしていましたが、この学校にかよっている生徒たちは、みんな、奇蹟（きせき）が起った、と、言いふらしました。

雪の女王：――七つのお話からできている物語―― (新字新仮名) ／ ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)

ミラクル

多年都会生活に疲れた私の魂は北幾百里奇蹟（ミラクル）の多い故郷にさ迷った。

北の冬 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)

ふしぎ

「我らの不忠実を怒らせられ神が奇蹟（ふしぎ）を下されたのだ」

八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

“奇蹟”の意味

《名詞》
奇 蹟（きせき 「奇跡」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる）

人間の力や自然現象を超えた出来事。

神がかりのような幸運。

信じられないような出来事。滅多にないこと。
(出典:Wiktionary)

“奇蹟（奇跡）”の解説

奇跡（奇蹟、きせき、en: miracle）は、人間の力や自然法則を超え、神など超自然のものとされるできごと。基本的には宗教および信仰と結びついていることが多い。
奇跡という表現はどちらかと言うとキリスト教などを中心として用いられる用語で、それに相当するような内容を仏教や神道では「霊験」（れいげん）と言い、たとえば「霊験あらたか」などと表現する。
(出典:Wikipedia)

奇	常用漢字 中学 部首:⼤ 8画
蹟	漢検準1級 部首:⾜ 18画