“きせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キセキ
語句割合
奇蹟77.4%
奇跡6.1%
其磧4.3%
鬼籍4.3%
奇石2.6%
其碩1.7%
貴戚1.7%
几席0.9%
軌跡0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素人だけで、こんな汽船を動かせたら、それこそ奇蹟だろう。が、運転室におさまってみると、急に緊張し、さすがに責任を痛感した。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
今更のように回顧して、すべてが奇跡のように考えられた。松千代が生きていた——これは自分の生きている以上の思いだった。奇跡以上の奇跡であった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西鶴其磧よりつて近世の春水谷峨の一流に至るまで、多くは全心を注いで此粋と侠とを写さんことをつとめたり。
三吉が捕方に向う六時も前、午過ぎの九つ半に、富五郎は卒中ですでに鬼籍に入っていたのだとのこと。
例の奇癖いふ場合にもはれ、若しや珍石ではあるまいかと、きかゝへてげて見ると、して! 四玲瓏に、と類なき奇石であつたので
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
何しろ学問は打棄つて西鶴が么麼したの其碩が么麼したの紅葉はいのは感心だのと頻りに肩を入れられるさうナ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
その内にふと耳にはいったのは、貴戚王氏が秋山図を手に入れたというです。そういえばが遊歴中、煙客翁の書を見せた人には、王氏を知っているものもっていました。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ふと、堂上を見れば、几席のうえにのびのびと安臥している一箇の人がある。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吟じおわると、孔明は、身をひるがえして、几席を離れた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
方眼紙にドットして行った点の軌跡の曲線から発見し得た時の喜びようは、今でもこの眼にり付いている。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)