“攻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
74.5%
おさ8.5%
せめ6.4%
をさ4.3%
2.1%
おさむ2.1%
ぜめ2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきには、きたしょうめて、一きょ柴田勝家しばたかついえ領地りょうち攻略こうりゃくし、加賀かがへ進出しては尾山おやましろに、前田利家まえだとしいえめいをむすんで味方みかたにつけた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これをうちに誠あれば必ず外にあらわるというなり。いやしくも心をおさめずして、いたずらに外形をせむるは、あたかも方物につきて円影を求るがごとし。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
法律にせめられて居る者を何の様にして救うだろう。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
美術史ををさむるを一生の事とすれば、其の深きを致さんこと甚だ易からざるも、一探幽、一雪舟、一北齋を攻究せんとすれば、質弱く分薄きものも
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「ひそかに北平ほくへい(河北省・満城附近)の太守公孫瓚こうそんさんへ使いを派し、冀州をって、これをけ奪りにしようではないか。——そういってやるのです」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかして羅瑪のわざわいまぬかれず。しかれども一日も王者なかるべからず、また一日も教なかるべからず。それ教なるもの人心をおさむるの具なり。心正しければ身おさまる。身脩れば家ととのう。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
皆な悪戯許いたずらばかりして居たものでストーヴぜめなどと云って、教室の教師の傍にあるストーヴへまきを一杯くべ
落第 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)