“味方”の読み方と例文
読み方割合
みかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「きっと太郎たろううみのあっちへいって、自分じぶん味方みかたれてくるんだろう。そして、かたきうちをするんだろう。そうするとおそろしいな。」
雪の国と太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いま、役人がしさいを書きあげているが、味方みかたりすてられた者二十四、五名、手負ておいは五十名をくだるまいとのことでござった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
には木陰こかげけてしんみりとたがひむね反覆くりかへとき繁茂はんもしたかきくり彼等かれらゆゐ一の味方みかた月夜つきよでさへふか陰翳かげ安全あんぜん彼等かれらつゝむ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)