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陰翳
ふりがな文庫
“陰翳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんえい
66.7%
かげ
24.4%
くもり
4.4%
くらさ
2.2%
ニュアンス
2.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんえい
(逆引き)
いずれも散文精神の伴奏として
陰翳
(
いんえい
)
のような役割をしている先生の詩情が、詩の形をとって真正面から打ち出されたものがない代りに
「珊瑚集」解説
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
陰翳(いんえい)の例文をもっと
(30作品)
見る
かげ
(逆引き)
庭
(
には
)
の
木陰
(
こかげ
)
に
身
(
み
)
を
避
(
さ
)
けてしんみりと
互
(
たがひ
)
の
胸
(
むね
)
を
反覆
(
くりかへ
)
す
時
(
とき
)
繁茂
(
はんも
)
した
柹
(
かき
)
や
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
は
彼等
(
かれら
)
が
唯
(
ゆゐ
)
一の
味方
(
みかた
)
で
月夜
(
つきよ
)
でさへ
深
(
ふか
)
い
陰翳
(
かげ
)
が
安全
(
あんぜん
)
に
彼等
(
かれら
)
を
包
(
つゝ
)
む。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
陰翳(かげ)の例文をもっと
(11作品)
見る
くもり
(逆引き)
いかに神のようなお師匠さまの眼にも何かの
陰翳
(
くもり
)
が懸かっているのではあるまいかと、彼も一度は疑った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
陰翳(くもり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くらさ
(逆引き)
何がなしに気が
急
(
せ
)
いて、智恵子は
早々
(
さつさ
)
と箸を捨てた。何をするでもなく、気がソワ/\して、妙な
陰翳
(
くらさ
)
が心に湧いて来る。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
陰翳(くらさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ニュアンス
(逆引き)
心理的
陰翳
(
ニュアンス
)
を表現する語彙の豊かさとを必要とするものである。
二つの戯曲時代
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
陰翳(ニュアンス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“陰翳”の意味
《名詞》
陰翳(いんえい :「陰影」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
薄暗いかげ。
ニュアンス。
(出典:Wiktionary)
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
翳
漢検1級
部首:⽻
17画
“陰翳”の類義語
陰
陰影
闇
闇黒
黒闇
“陰”で始まる語句
陰
陰鬱
陰影
陰気
陰陽師
陰氣
陰欝
陰陽
陰々
陰謀
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