“陰翳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんえい65.1%
かげ25.6%
くもり4.7%
くらさ2.3%
ニュアンス2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはあらゆる楽しい希望を含み、しかも少しも性的な陰翳を持っていない無垢な歓楽の頂上かもしれない。だが、あまりに清教徒的だ。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
木陰けてしんみりと反覆繁茂した彼等一の味方月夜でさへ陰翳安全彼等む。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いかに神のようなお師匠さまの眼にも何かの陰翳が懸かっているのではあるまいかと、彼も一度は疑った。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
何がなしに気がいて、智恵子は早々と箸を捨てた。何をするでもなく、気がソワ/\して、妙な陰翳が心に湧いて来る。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
心理的陰翳を表現する語彙の豊かさとを必要とするものである。
二つの戯曲時代 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)