“互”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たがい56.7%
たがひ17.5%
たが15.2%
たげえ3.0%
かた2.7%
かたみ2.3%
たげ1.9%
たげへ0.4%
ちが0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“互”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸33.9%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション13.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本10.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ただなるべく動物たがい相喰あいはむのは決して当然のことでない何とかしてそうでなくしたいという位の意味であります。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ぶっきいのそばには必ず高いところに信号係が立っていて、手を振り、肘を叩き、頬をつまみしておたがいに聯絡を保っている。
坊主ばうずが、たがひ一声ひとこゑうぐひすふくろふと、同時どうじこゑ懸合かけあはせた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
勘次かんじもおしなそのときたがひあひしたこゝろ鰾膠にべごとつよかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
——与平が五十七、千穂子が三十三であったが、おたがいは、まるで、無心な子供に近い運命しか感じてはいないのだろう……。
河沙魚 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
たがひのこゝろわからないものにりました、いまおもへばそれはわたしから仕向しむけたので
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「仕事の手をゆるめて怠ける算段ばかてけツかる、たげえに話ヨ為て、ズラかる相談でも為て見ろ、明日ア天日が拝め無えと思え」
監獄部屋 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
そういやあ作平さん、お前さんの鏡研かがみとぎも時代なものさ、おたげえに久しいものだが、どうだ、御無事かね。二階から白井権八の顔でもうつりませんかい。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人は暫しかたみの顔を打瞶うちまもつてゐたが、『でヤ、明日盛岡さがねばならねえな。』と、お定が先づ我に帰つた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
おんみの心をわれに与えんとならば、まずひそやかに与えよかし。われらかたみに持てる想いを、何人なにびともさとらぬぞよき。
鳩そのともかたへに飛びくだるとき、かれもこれも𢌞めぐりつゝさゝやきつゝ、かたみに愛をあらはすごとく 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝彼と彼の恩惠めぐみとを望み待て、彼あるによりて多くの民改まり、貧富かたみに地をへむ 八八—九〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
鐵「えおい、だから余計なことを言うなって云うんだ、詰らねえ事を喋るからおたげえに掛合かゝりあいになるよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
權三 (助十をみかへる。)おい、おれにばかり云はせてゐねえで、手前もちつとしやべれよ。かうなりあうでおたげえに係り合だ。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「重右衛門がこんな騒動さわぎ打始ぶつぱじめようとは夢にも思ひ懸けなかつたゞ。あれの幼い頃はおたげへにまだ記憶おぼえて居るだが、そんなに悪い餓鬼がきでも無かつたゞが……」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
到底助からぬものと思えば、むしろここで刺しちがえて死する積りだといった時、西郷は、
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)