“相身互”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいみたが37.5%
あいみたがい37.5%
あひみたが12.5%
あひみたがひ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅は相身互あいみたがいで、さいぜんの男の人が看病に来るというのを、女の方が看病にふさわしいから、好意で代って来たものに違いない。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
万一の安否を見てやるのが同宿の相身互あいみたがい、かまわないから、誰か行って弁信君を起して来給え。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
人目ひとめくるは相身互あひみたがひ、浮世うきようるさおもをりには、身一みひとつでさへもおほいくらゐ、あなが同志つれはずともと、たゞもうおのこゝろあとをのみうて、人目ひとめくる其人そのひとをば此方こちらからもけました。
他人に聞かせるのは惜しい程の事だが、何事も相身互あひみたがひの世の中だから。