“強”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
41.6%
つよ14.4%
あなが8.4%
7.2%
したた4.6%
したゝ3.7%
きつ3.3%
しい3.2%
こわ2.9%
しひ1.5%
こは1.0%
0.9%
つえ0.7%
ごう0.6%
たつ0.5%
0.4%
たっ0.4%
づよ0.4%
ひど0.4%
ごわ0.3%
きょう0.3%
あな0.2%
あながち0.2%
えら0.2%
した0.2%
しっ0.1%
こわば0.1%
0.1%
ぎつ0.1%
ごは0.1%
しか0.1%
0.1%
むり0.1%
ツヨ0.1%
つを0.1%
つよき0.1%
いこ0.1%
おず0.1%
がう0.1%
0.1%
しいて0.1%
0.1%
つと0.1%
つよみ0.1%
なにがし0.1%
アナガ0.1%
キョウ0.1%
コハ0.1%
ゴハ0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いて言うならば、この物語は児童教育の貴重な参考書であり、その逆の意味では年少の読者にとってたぐいまれな少年文学の一つの見本である。
到底時価になぞ、換算できるものではないが、もしいてすれば、おそらく七、八千万クローネから一億クローネ近くのものであろうと噂されている。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
こんなふうですから、子供こどもときからつよくって、けんかをしても、ほかの兄弟きょうだいたちはみんなかされてしまいました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
けれども往復震動おうふくしんどうきゆう緩慢かんまんとなつたゝめ、地動ちどうつよさは次第しだいおとろへてしまつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
時勢が違うのであながち直ちに気品の問題とする事は出来ないが、当時の文人や画家は今の小説家や美術家よりもはるかに利慾を超越していた。
◇訳者曰く=支那に伝われる胎教なるものも、このヒポクラテスの見地より見る時はあながちに荒唐無稽の迷信として一概に排斥すべきものに非ず。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
もとより温厚の人でございますから、ってと云うので、是から無極の二階へ通りました。追々誂物あつらえものの肴が出てまいりましたから、
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こう覚悟をきめてみると、ここに悠々としている必要はない、例の宝蔵院の槍のことも、この場合、っての所望しょもうでもないのですから。
「異なお訊ね。その前にあれなる——塔の下に仆れている連れの者を御覧ごろうじ。その童のために、したたかに打たれ、気も失うて苦しんでおる」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五十を越したばかり、痩せて骨張ってはおりますが、精力的で金儲けが上手で、一代に江戸でも何番といわれた富を築いただけのしたたかさがあります。
五十を越したばかり、痩せて骨張つてはをりますが、精力的で金儲けが上手で、一代に江戸でも何番といはれた富を築いただけのしたゝかさがあります。
一方、正文はこの大人と子供とざり合つたやうな、身体だけは大振りな、女にかけてはしたゝかな息子を前にして途方に暮れた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
眼のきつい、おなじように長い顔だが色の黒い輝夫という人が、つむぎの黒紋附きを着て来ていたが、大変理屈ずきで、じきに格式を言出していた。
きつく云う、お蔦の声がきっとしたので、きょとんとして立つ処を、横合からお源の手が、ちょろりとその執心の茶碗を掻攫かっさらって、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私はしいて議論もせず、脱走連中にしって居る者があれば、余計な事をするな、負けるからよしにしろといいめて居た位だから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
サザンカは仮名でサザンカと書けばよいのだが、しいてこれに漢名を用いたければそれを茶梅さばいもしくは茶梅花さばいかと書けばあたっている。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そういっているとき、博士は急に身体をこわばらせた。そして手をあげて助手を呼び寄せた。五分ばかり経った後、博士は元のゆるやかな姿勢に戻った。
地球発狂事件 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
主人の口占くちうらから、あらまし以上のような推察がついた今となっては、客も無下むげじょうこわくしている訳にも行かない。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
と再び振り向く梅子を、力まかせに松島は引きゑつ、憤怒の色、眉宇びうに閃めきしがたちまちにしてしひおもてやはらげ、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
諸君しよくんがお聽下きゝくださるならまうします、しひてはまうしません。あま面白おもしろいはなしではないのですから。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「若い者の我儘ぢや。近頃遊びが過ぎるので、ツイこは意見をすると、——それならば、娘のお夏と一日も早く一緒にしてくれ——と申すのぢや」
自轉車は走り出したが、最初からよろめいてゐて、駿介のハンドルを持つ手は固くこはばつてゐた。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
幼少の頃の苦い記憶があって、癖の悪い酒のみや、無理いされる大杯を見ると、その酒に身持のわるい養父の筑阿弥ちくあみの顔が映って見えてくるのであった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
風呂にはいれ、と無理いすることを監視人たちが忘れたので、万事を早めることができたのだ、と心ひそかに思った。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
らやあつちうちにやげつちやあだから、あゝ、うでばかしぢやねえ、そらつくれえだからつええだよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「へん、メリー。」とシルヴァーが言った。「また船長せんちょになるつもりか? 手前はおしつええ野郎だよ、まったく。」
「そうじて泣く子と地頭にゃ勝たれんわな。水戸の烈公さんなんて、あれでなかなかごうものでいらっしゃったるそうな」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
阿仏は為相に一家を立てさせただけに、ごうの者であったが、また老年の為家をよくたすけてその道にも精しかったのである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
たつ此度こんどの仕事をうと身の分も知らずに願ひを上げたとやら、清吉の話しでは上人様に依怙贔屓えこひいき御情おこゝろはあつても
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
たつてにこ/\しようと思ふなら、その前に先づ痘瘡はうさうにかゝらなくつちや……。
だが、その様子とはおよそ反対なつい、きらりと光る目で、盛子のうしろに、半泣きになつた、取乱した青い顔で立つてゐる徳次の妻、ときを見た。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
オラも、こんげのオッカネことは、生れてから聞いたことがねえもんだて。誰に来てもろたら、ええもんだろか。この村にいッちッついモンは、困ったもんだのう、一番目はあのアネサにきまッてるこて。
お前さんが自害をしようと云うのをたって助け、斯うやって連れて来ても、矢張やっぱり海へ飛込むの咽喉のどを突くのと云って見れば、それを見捨てゝ帰る訳にもいきません
たって何か話が無いかとお尋ねならば、仕方がありません、わたくしが少時の間——左様です、十六七の頃に通学した事のある漢学や数学の私塾の有様や、其の頃の雑事や、同じ学舎に通った朋友等の状態に就いてのお話でも仕て見ましょう。
学生時代 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あまりやかましいので、さすがに忍耐にんたいづようし我慢がまんがしれなくなつたと
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
いかにもねばりづよい、あきらめにくいかなしみのこゝろが、ものゝまとひついたように、くね/\した調子ちようしあらはれてゐるのがかんじられませう。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
文「上っても腕は利かん、逆に捻って胴を下駄でひどて、手足をくじいて置いたから這い上って帰るだろう」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大明神まゆしわめてちょいとにらんで、思い切ってひどく帚で足をぎたまう。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「もう一名のものは、なかなか手ごわく、後より加勢をやって追い詰めておりますから、程なくばくについてくることと存じます」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「狸は弱いから、手先が二人も行けば澤山だが、金貸後家のお紺の家にはすごいのが居るぜ。其處へは利助兄哥と、子分の者十人位で、すつかり用意をして踏込むがいゝ、此方には手ごわいのがる」
きょくしりぞちょくにくみし、じゃくたすきょうくじかねば、どうしてもえられぬと云う一念の結晶して
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ほかの者に、ぼくの研究をかぎつけられないためさ。そこへまた夜のあけるのをまちかねた下宿げしゅくのおやじが、くっきょう若者わかものを二人もつれて、
けれどもそれはあながちに、自分達の身の上について、特に御米の注意をくために口にした、故意の観察でないのだから、こう改たまって聞きただされると、困るよりほかはなかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
どうして冗談なもんか。現に前の幕で、オフェリヤは一々花を取り違えたじゃないか。然し、決してそれは、幡江の錯乱が生んだ産物ではないのだよ。あの女の皮質たるや、実に整然無比、さながら将棋盤の如しさ。ねえ熊城君、僕はエイメ・マルタン(花言葉の創始者)じゃないがね。人は自分の情操を書き送るのに、あながちインキで指を汚すばかりじゃない。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
さりとて彼はいまかつてその友を利用せし事などあらざれば、こたびもあながちに有福なる華族を利用せんとにはあらで、友として美き人なれば、かくつとめてまじはりは求むるならん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
他人あだしひとのいうことをまことしくおぼして、あながちに遠ざけ給わんには、恨みむくいん、紀路きじの山々さばかり高くとも、君が血をもて峰より谷にそそぎくださん」と怪しき声は云った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
いえ、ただ通懸とおりかかった者でがんすがその方がえらくお塩梅あんばいの悪い様子、お案じ申して、へい、故意わざと
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伊「花里さん、もうちっとだから辛抱しておいでよ、ちょいと首を出して御覧、品川はあんなに遠くなったから、此処こゝまで来れば大丈夫かねわらじだ、おいらはえらくなったぜ」
けれども、お初は、恋にかけても、したたかなつわものだ。すこしもゆるめを見せようとはしない。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
街へ出て私はしたたか酒を呷つた。
狼園 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
「小金井さんは、ふらんすの翻訳。若松賤子は英語もので、両方ともしっかりしている。若松賤子は明治女学校の校長さんの夫人で、巌本嘉志子かしこというのが本名だ。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
わたしは『都新聞』を読んでいなかったので困ったが、お鯉さんの妹で、大変しっかりもののおかみさんが、帳場を一切処理しているというから、その婦人でしょうと、その人は言った。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
翌朝いつまでも栄蔵は起きなかった。お節があやしんで体にさわった時には氷より冷たくこわばってしまって黒い眼鏡の下には大きな目が太陽を真正面に見て居た。
栄蔵の死 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
蕙子は息が窒る様になって仕舞って、こわばりついた様に口も利けなくなった。
お久美さんと其の周囲 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
石城シキからしてついた名の、横佩墻内だと申しますとかで、せめて一ところだけは、とひてとりコボたないとか申します。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其度毎ソノタビゴトに、家の語部カタリベ大伴カタリミヤツコオムナたちを呼んで、コレツカマドコロもない昔代ムカシヨの物語りをさせて、氏人ウヂビトに傾聴をひて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
六月の雨は中世紀の僧院のように、暗くて静かだ。たまに晴間を見せて、薄日が射すと、かえってあたりは醜くなる。太陽の輝く都会は僕にとっては余りにどぎつい。
黄鳥の嘆き (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
また深夜のどぎつ落暉いりひにうたれて、すきのたぐひを棄て去つた彼等。
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
それは頑迷固陋に似て、ややそれとも違ふ、もつと爽やかなものさへ含んでゐる異常な手ごはさ、鋭さであつた。
荒天吉日 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
骨立ほねだごは呼吸いきつまり、
茴香 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
賢なる彼女は、養母の教えをしかと心に秘めていたが、間もなく時の総理大臣伊藤博文侯が奴の後立てであることが公然にされた。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
かの菓子折を紵縄をなはにてしかくゝ天井てんじやうへ高くりおき、かくてはかれがじゆつほどこしがたからんとみづからほこりしに
「よオ、兄、この犬きつとえどう。隣の庄、この犬、狼んか弱いんだつてきかねえんだ。嘘だなあ、兄。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
「なア、あんちゃ、犬ど狼どどっちえんだ。——犬だな。」
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
ここ産落うみおとされては大変と、むりに行李へ入れて押え付けつつ静かに背中から腰をさすってやると、い気持そうにやっと落付いて、暫らくしてから一匹産落し
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
手軽に考へたいかさま学説をむりに社会へ押売にするのは、えら大伎倆だいぎりやうで。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
併し此処は真淵まぶち万葉考まんようこうで、「日はてらせれどてふは月の隠るるをなげくをツヨむる言のみなり」といったのに従っていいと思う。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
不滅フメツ真理シンリ微笑ホホエンデオシエル、「一長一短イッチョウイッタン。」ケサ、快晴カイセイ、ハネキテ、マコト、スパルタノ愛情アイジョウキミ右頬ミギホオフタツ、マタツ、ツヨツ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
そんだからぐにむぎの八はずん/\けたな、らこんで體格なりはちつちえがつをかつたな、らがな無垢むくつええのがだから
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いや本當ほんたうだよ、卯平等うへいら仕事しごとぢやつをかつたが、そりやつええとも、そんだが根性こんじやうやくざだから、疫病やくびやうくつゝいて太儀こはくつてやうねえなんて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
とまり山をするもの、このふぢづるなければ水をくむ事ならず、よしやなはを用ふとも此藤のつよきにはおよぶまじ。
天寒のつよきよわきとによりて粒珠つぶの大小をす、これあられとしみぞれとす。
「されば宮中にても御内議ありとうかがったせつ、義貞はいこう不本意でござると、申したことはたしかです」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに女鳥の王、速總別の王に語りて曰はく、「大后のおずに因りて、八田の若郎女を治めたまはず。かれ仕へまつらじと思ふ。は汝が命のにならむ」といひて、すなはちひましつ。
ともこゝろがうにして、小夜さよほたるひかりあかるく
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かにかぶった手拭てぬぐいのため、瞳もかくれてしまいそうだったが、そのときひょいと彼の方を見あげ、すると、彼女のみひらかれたまぶたは、わそうな長い睫毛まつげで手拭の白い布地をぐっとおしあげたかと思われた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
いたずらに しいてものいふとおもなかれ、
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
なぜと云うに、しやねてことわって見たい情はあるとしても、卑怯ひきょうらしく退嬰たいえいの態度を見せることが、残念になるにまっているからである。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
万作も少しは塩梅あんばいも宜いから、つとめて起きて、親子三人大骨折して後の山にようよう雨露を凌ぐばかりの仮小屋を建てて其処に住んだ。
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
師かく曰へり、彼速かに嘗てエルクレにそのつよみをみせし手を伸べてわが導者を取れり 一三〇—一三二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
それは、まあ、品に由つたら書替も為んではないけれど、君の要求は、元金もときんの上に借用当時から今日こんにちまでの制規の利子が一ヶ年分と、今度払ふべき九十円の一月分を加へて三百九十円かね、それに対する三月分の天引が百十七円なにがし、それとがつして五百円の証書面に書替へろと云ふのだらう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
竹中ハ総軍ヲ己レノ任トシ、アナガチニ小事ニクハシカラズ、ヨロヅ自然ニ任セタリ。彼、先駆サキガケ殿シンガリニアルトキハ、軍中何トナク心ヲ安ンジタリ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自然に、ほんの偶然コハばつたまゝの膝が、折り屈められた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
扨、かのてんごおもやはり、此と同じく、手強テゴハの義で手ゴハうする>てごわうする>てごお(する)>てごお>てんごお、と言ふ風に、名詞化して来たと見るべきであらう。
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)