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蠢
ふりがな文庫
“蠢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うごめ
67.6%
うご
30.7%
うごめか
0.3%
しゆん
0.3%
ひしめ
0.3%
ウゴメ
0.3%
ウゴメカ
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うごめ
(逆引き)
丁度それと同じ感じで、押絵の娘は、双眼鏡の中で、私の前に姿を現わし、実物大の、一人の生きた娘として、
蠢
(
うごめ
)
き始めたのである。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
蠢(うごめ)の例文をもっと
(50作品+)
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うご
(逆引き)
牢屋のやうな恐ろしく嚴重な格子戸に、大一番の
海老錠
(
えびぢやう
)
をおろして、薄暗い六疊ほどの部屋の中には、何やら黒いものが
蠢
(
うご
)
めきます。
銭形平次捕物控:208 青銭と鍵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蠢(うご)の例文をもっと
(50作品+)
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うごめか
(逆引き)
出端
(
でばな
)
に油かけられた資人は、表情に隠さず心の中を表した此頃の人の、自由な
咄
(
はな
)
し方で、まともに鼻を
蠢
(
うごめか
)
して語った。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
蠢(うごめか)の例文をもっと
(1作品)
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しゆん
(逆引き)
此の道理を推して觀ずれば、北極圈内の
蠢
(
しゆん
)
たる民や、亞弗利加内地や南洋の蠻民が、一人病を發しても、厚薄深淺の差こそあれ、吾人に取つて悲むべき不幸たることは爭ふべくも無い。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蠢(しゆん)の例文をもっと
(1作品)
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ひしめ
(逆引き)
ここで無数の民衆が種々雑多に
蠢
(
ひしめ
)
いている。坂の途中に幾つかの花園が交錯して散在し、各々に「芸術」「哲学」……の立て札が立っている。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
蠢(ひしめ)の例文をもっと
(1作品)
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ウゴメ
(逆引き)
足の
踝
(
クルブシ
)
が、膝の
膕
(
ヒツカガミ
)
が、腰のつがひが、
頸
(
クビ
)
のつけ根が、
顳顬
(
コメカミ
)
が、ぼんの窪が——と、段々上つて来るひよめきの為に
蠢
(
ウゴメ
)
いた。自然に、ほんの偶然
強
(
コハ
)
ばつたまゝの膝が、折り屈められた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蠢(ウゴメ)の例文をもっと
(1作品)
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ウゴメカ
(逆引き)
出端
(
デハナ
)
に油かけられた
資人
(
トネリ
)
は、表情に隠さず心の中を表した此頃の人の、自由な
咄
(
ハナ
)
し方で、まともに鼻を
蠢
(
ウゴメカ
)
して語つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蠢(ウゴメカ)の例文をもっと
(1作品)
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蠢
漢検1級
部首:⾍
21画
“蠢”を含む語句
蠢々
蠢動
蠢愚
蠢爾
蠢乎
蠢動妄動
蠢惑
蠢東西
蠢蟲
“蠢”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
泉鏡花
野村胡堂
佐左木俊郎
国枝史郎
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
岡本かの子
黒島伝治
海野十三