“蠢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うごめ64.2%
うご33.7%
うごめか0.4%
しゆん0.4%
ひしめ0.4%
ウゴメ0.4%
ウゴメカ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蠢”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
やどかりはうようよ数珠形じゅずなりに、其処そこら暗いところうごめいたが、声のありそうなものは形もなかった。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
爬虫動物の常として極めて緩慢に、注意しなければ殆ど判らないくらい悠長な態度で、確かに首を前後左右へうごめかしている。
少年 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
何かいおうとするのでもあろう、これも痙攣をする唇を、二度も三度もうごめかしたが、それがポッカリとあいたかと思うと、
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
由良松は低い鼻をうごめかします。色白の、柔和な感じの男ですが、石原の子分衆のうちでは、一番よく智慧のまはる三十男です。
出端でばなに油かけられた資人は、表情に隠さず心の中を表した此頃の人の、自由なはなし方で、まともに鼻をうごめかして語った。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
此の道理を推して觀ずれば、北極圈内のしゆんたる民や、亞弗利加内地や南洋の蠻民が、一人病を發しても、厚薄深淺の差こそあれ、吾人に取つて悲むべき不幸たることは爭ふべくも無い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ここで無数の民衆が種々雑多にひしめいている。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)
足のクルブシが、膝のヒツカガミが、腰のつがひが、クビのつけ根が、顳顬コメカミが、ぼんの窪が——と、段々上つて来るひよめきの為にウゴメいた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
出端デハナに油かけられた資人トネリは、表情に隠さず心の中を表した此頃の人の、自由なハナし方で、まともに鼻をウゴメカして語つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)