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顳顬
ふりがな文庫
“顳顬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こめかみ
98.0%
コメカミ
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こめかみ
(逆引き)
その
顳顬
(
こめかみ
)
の上や、両眼の下や、両頬の窪みには、濃い紫の死びと色があらわれていた。又その色は彼の長い指にも爪ぎわにもあった。
世界怪談名作集:14 ラザルス
(新字新仮名)
/
レオニード・ニコラーエヴィチ・アンドレーエフ
(著)
急に暗い眼つきをして、窓のほうへぼんやりと視線を漂わせていたが、右手の人差し指を曲げて
顳顬
(
こめかみ
)
にあてがうと、沈み切った声で
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
顳顬(こめかみ)の例文をもっと
(50作品+)
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コメカミ
(逆引き)
足の
踝
(
クルブシ
)
が、膝の
膕
(
ヒツカヾミ
)
が、腰のつがひが、頸のつけ根が、
顳顬
(
コメカミ
)
が、ぼんの窪が——と、段々上つて來るひよめきの爲に蠢いた。自然に、ほんの偶然強ばつたまゝの膝が、折り屈められた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
足の
踝
(
クルブシ
)
が、膝の
膕
(
ヒツカヾミ
)
が、腰のつがひが、頸のつけ根が、
顳顬
(
コメカミ
)
が、ぼんの窪が——と、段々上つて來るひよめきの爲に蠢いた。自然に、ほんの偶然強ばつたまゝの膝が、折り屈められた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
顳顬(コメカミ)の例文をもっと
(3作品)
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“顳顬(こめかみ)”の解説
こめかみ(顳顬、蟀谷、en: temple)とは、頭の両側の目尻の後、目と耳のつけ根のほぼ中間にある、皮膚のすぐ下に骨(側頭骨)のある場所のことである。こめかみから下顎までを結ぶ側頭筋という筋肉があり、顎の動きに連動してこめかみが動く。
(出典:Wikipedia)
顳
漢検1級
部首:⾴
27画
顬
漢検1級
部首:⾴
23画
“顳顬”の関連語
蟀谷
“顳顬”で始まる語句
顳顬窩
顳顬筋
顳顬骨
検索の候補
顳顬窩
顳顬筋
顳顬骨
“顳顬”のふりがなが多い著者
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国枝史郎