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こめかみ
ふりがな文庫
“こめかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コメカミ
語句
割合
顳顬
82.5%
蟀谷
12.4%
米噛
2.3%
顳
1.1%
後額
0.6%
顳顓
0.6%
顳顱
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顳顬
(逆引き)
急に暗い眼つきをして、窓のほうへぼんやりと視線を漂わせていたが、右手の人差し指を曲げて
顳顬
(
こめかみ
)
にあてがうと、沈み切った声で
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こめかみ(顳顬)の例文をもっと
(50作品+)
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蟀谷
(逆引き)
蟀谷
(
こめかみ
)
のところへ紫色の頭痛
膏
(
こう
)
なんぞを
貼
(
は
)
って、うるんだ目付をして、物を思うような様子をして、へえ前の
処女
(
おぼこ
)
らしいところは
少許
(
ちっと
)
もなかった。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こめかみ(蟀谷)の例文をもっと
(22作品)
見る
米噛
(逆引き)
まだ
鶯
(
うぐいす
)
が庭で時々鳴く。春風が折々思い出したように
九花蘭
(
きゅうからん
)
の葉を
揺
(
うご
)
かしに来る。猫がどこかで
痛
(
いた
)
く
噛
(
か
)
まれた
米噛
(
こめかみ
)
を日に
曝
(
さら
)
して、あたたかそうに眠っている。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こめかみ(米噛)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
顳
(逆引き)
(21) 一八〇二年に画家ホルネマンの描いたベートーヴェンの
細画像
(
ミニアチュール
)
は当時の流行的服装をした彼を示している。
顳
(
こめかみ
)
の鬚を生やし長髪でバイロンの描いた人物のような悲劇的な様子をしている。
ベートーヴェンの生涯:02 ベートーヴェンの生涯
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
こめかみ(顳)の例文をもっと
(2作品)
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後額
(逆引き)
怒れるティデオがメナリッポの
後額
(
こめかみ
)
を噛めるもそのさま之に異ならじとおもふばかりにこの者
腦蓋
(
なうがい
)
とそのあたりの物とをかめり 一三〇—一三二
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
立ちたる者顏を
後額
(
こめかみ
)
のあたりによすれば、より來れる
材
(
ざい
)
多くして耳
平
(
たひら
)
なる頬の上に出で 一二四—一二六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
こめかみ(後額)の例文をもっと
(1作品)
見る
顳顓
(逆引き)
初冬
(
はつふゆ
)
の凍つた明い朝なぞ、忽然冷えきつた鏡の
面
(
おもて
)
に、
顳顓
(
こめかみ
)
の
白髮
(
しらが
)
を見出した時の
驚愕
(
おどろき
)
、絶望、其れは事實に對する恐怖であるが、これは自分の心が生みだす空想の恐怖である
幻覺
(
ハルシネイシヨン
)
である。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
こめかみ(顳顓)の例文をもっと
(1作品)
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顳顱
(逆引き)
顳顱
(
こめかみ
)
の上の筋肉が激しく震へ唇が青くなつて居る。
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
こめかみ(顳顱)の例文をもっと
(1作品)
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