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米噛
ふりがな文庫
“米噛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こめか
60.0%
こめかみ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こめか
(逆引き)
赤くなったのはまず、彼女の長い、幾分あばたのある鼻で、その鼻から眼もとへ、眼のまわりの
米噛
(
こめか
)
みへと、その赤がうつった。
嫁入り支度
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「幽霊も由公にまで馬鹿にされるくらいだから幅は
利
(
き
)
かない訳さね」と余の
揉
(
も
)
み上げを
米噛
(
こめか
)
みのあたりからぞきりと切り落す。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
米噛(こめか)の例文をもっと
(6作品)
見る
こめかみ
(逆引き)
米噛
(
こめかみ
)
は興奮にふくれているし——月丸の隙を
覘
(
ねら
)
っていたが、微かな不安と、恐怖とがあって、突込んで行けば、抜討を食うかもしれないし
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
まだ
鶯
(
うぐいす
)
が庭で時々鳴く。春風が折々思い出したように
九花蘭
(
きゅうからん
)
の葉を
揺
(
うご
)
かしに来る。猫がどこかで
痛
(
いた
)
く
噛
(
か
)
まれた
米噛
(
こめかみ
)
を日に
曝
(
さら
)
して、あたたかそうに眠っている。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
米噛(こめかみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
噛
漢検準1級
部首:⼝
15画
“米”で始まる語句
米
米突
米櫃
米搗
米国
米原
米沢
米屋
米山
米俵
“米噛”のふりがなが多い著者
直木三十五
アントン・チェーホフ
夏目漱石
柳田国男
神西清
芥川竜之介