“米原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいばら88.2%
よねはら11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっき米原(まいばら)を通り越したから、もう岐阜県の境(さかい)に近づいているのに相違ない。硝子(ガラス)窓から外を見ると、どこも一面にまっ暗である。
西郷隆盛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
米原(まいばら)は北陸線(ほくりくせん)の分岐道(ぶんきだう)とて、喜多(きた)にはひとり思出(おもひで)が多(おほ)い。が、戸(と)を開(あ)けると風(かぜ)が冷(つめた)い。氣(き)の所爲(せゐ)か、何爲(いつ)もそゞろ寒(さむ)い驛(えき)である。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
文展の彫刻部に『瓢箪鯰(へうたんなまづ)』を出品した米原(よねはら)雲海氏は、この頃夜(よ)の眼も眠らないで、せつせと仁王さんを刻んでゐる。仁王さんは丈(ぢやう)六のかなり大きい木像だ。
妻の静子さんは、森の親戚(しんせき)の米原(よねはら)家の人なのですが、その生れた時に、私どものお父様の名の一字を取って、静子と名づけられたのです。子供は一人ありましたが、早く亡くなりました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)