“瓢箪鯰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうたんなまず83.3%
へうたんなまず8.3%
へうたんなまづ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ、瓢箪鯰ひょうたんなまずねえ、橋寺さんは。———一日も早く新しい家庭をお持ちになった方が、先の奥さんだって本当は草葉の蔭でお喜びになるのよ」
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
今日の野球界を識つて居るものなら、真逆に黴の生えた弥次問題を今更担ぎ出す訳にも行くまいし、其の理由が見物だと思つて居ると、何うだ、又例の筆法で、瓢箪鯰へうたんなまずの瞹昧千万な返事だ。
文展の彫刻部に『瓢箪鯰へうたんなまづ』を出品した米原よねはら雲海氏は、この頃の眼も眠らないで、せつせと仁王さんを刻んでゐる。仁王さんはぢやう六のかなり大きい木像だ。