“瓢箪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひょうたん77.8%
へうたん13.5%
ふくべ4.0%
べうたん2.4%
ひようたん1.6%
びょうたん0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“瓢箪”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
瓢箪ひょうたんえいを飾る三五の癡漢うつけものが、天下の高笑たかわらいに、腕を振ってうしろから押して来る。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これ等の稲叢の多くには、瓢箪ひょうたん南瓜かぼちゃがからまり、又農夫達が休み場所にする小さな小舎をかけたのもある。
それから、瓢箪へうたんを二つに割つて作つた器をもつて、道の下の綺麗きれいな小川から水をすくつて来て、餌にまぜた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
おほきな下駄げた引摺ひきずつて、前屈まへかゞみに俯向うつむいた、瓢箪へうたん俯向うつむき
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ちょうど紅葉もみじ時分で、王子おうじたきがわって瓢箪ふくべの酒を飲干して、紅葉を見にく者は
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その時、半蔵は腰につけて持って行った瓢箪ふくべを取り出した。木盃もくはいを正香の前に置いた。くたぶれて来た旅人をもてなすようにして、酒を勧めた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「第一番は和泉屋いづみやせがれ嘉三郎、——練塀小路ねりべいこうぢの油屋で、名題の青瓢箪べうたん
主人の弟分彌之助といふのは、二十三四の若い男ですが、青瓢箪べうたんでヒヨロ長くて、ちよいと好い男ではあるにしても、皮肉で、高慢で、虚無的で、メフイスト風で、まことに扱ひにくい男でした。
瓢箪ひようたんのやうな恰好かつこうのお煙管で、さうして羅宇らうもとちよつと紙の巻いてございました」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あんまりのつぺりとくくりがないので一体瓢箪ひようたんだらうか白瓜か、もしくは信州辺でゆふごと言つてゐるかんぺうを作る瓜なのか、などと家中で評定とり/″\だつたが、やはりずぼらながら瓢箪であるらしい。
瓢作り (新字旧仮名) / 杉田久女(著)
箱根山を千成瓢箪びょうたんの馬印が越せば、すべて解決されるのである。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)