“馬酔木”の読み方と用例
旧字:馬醉木
読み方(ふりがな)割合
あしび63.3%
あせび30.0%
あせみ3.3%
アシビ3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“馬酔木”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 絵画 > 洋画7.1%
自然科学 > 植物学 > 植物学5.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
320x100
「春の奈良へいつて、馬酔木あしびの花ざかりを見ようとおもつて、途中、木曾路をまはつてきたら、おもひがけず吹雪に遭ひました。……」
〔出典〕辛夷の花(新字旧仮名)/堀辰雄(著)
馬酔木あしびをベリベリ柴と呼び、松毬まつかさをチチリという類は、はじめは幼い者を喜ばせるためとしても、今は既に親々の方言になっている。
〔出典〕野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記(新字新仮名)/柳田国男(著)
此処ここを下って西南の小峰を指して登ると、山相が一変して岩が多く、従って尾根が狭く急となり、石楠しゃくなげ馬酔木あせびの曲りくねった枝が行手を遮ぎる。
〔出典〕秩父の奥山(新字新仮名)/木暮理太郎(著)
客間の庭には松や梅、美しい馬酔木あせびかや木賊とくさなど茂って、飛石のところには羊歯が生えていた。
〔出典〕雨と子供(新字新仮名)/宮本百合子(著)
躑躅つつじと同科のアセミまたアセボを『万葉集』に馬酔木あせみと書き、馬その葉を食えば酔死すという。
〔出典〕十二支考:05 馬に関する民俗と伝説(新字新仮名)/南方熊楠(著)
巌岩イソウヘに生ふる馬酔木アシビを」と聞えたので、ふと、冬が過ぎて、春もけ初めた頃だと知つた。
〔出典〕死者の書(新字旧仮名)/折口信夫(著)