“馬酔木”のいろいろな読み方と例文
旧字:馬醉木
読み方(ふりがな)割合
あしび65.6%
あせび28.1%
あせみ3.1%
アシビ3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“馬酔木”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 絵画 > 洋画7.1%
自然科学 > 植物学 > 植物学5.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうして急いでの「馬酔木あしびの毒素」の定量分析に取りかかりたいというのが、この時の私の何よりの願望であった。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
暗黒の不安を追い払うためには、はねてぱちぱちと音を立てるような、豆がら、馬酔木あしびの類をまじえてたく必要さえ認められた。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
客間の庭には松や梅、美しい馬酔木あせびかや木賊とくさなど茂って、飛石のところには羊歯が生えていた。
雨と子供 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
それからまたもヒョロリヒョロリと、嘉門は千鳥に歩き出したが馬酔木あせびくさむらの元まで行くと、またまたグルリと振り返った。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
躑躅つつじと同科のアセミまたアセボを『万葉集』に馬酔木あせみと書き、馬その葉を食えば酔死すという。
下草に交つて、馬酔木アシビが雪のやうに咲いても、花めいた心を、誰に起させることもなしに、過ぎるのがあはれである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
巌岩イソウヘに生ふる馬酔木アシビを」と聞えたので、ふと、冬が過ぎて、春もけ初めた頃だと知つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)