隙行く駒の足早くて午の歳を迎うる今日明日となった。誠や十二支に配られた動物輩いずれ優劣あるべきでないが、附き添うた伝説の多寡に著しい逕庭あり。たとえば羊は今まで日本に多からぬもの故和製の羊譚はほとんど聞かず。猴の話は東洋に少なからねど、欧州 …
著者 | 南方熊楠 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話] |
初出 | 馬に関する民俗と伝説「太陽 二四ノ一 二四ノ二 二四ノ四 二四ノ五 二四ノ七 二四ノ一一 二四ノ一四」博文館、1918(大正7)年1月、2月、4月、5月、6月、 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約3時間2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約5時間3分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
直
何
終
人
有
和
居
言
覆
密
染
為
釈
与
滴
何
翳
生
性
恋
塗
聞
拠
崩
上
脱
転
馬
泥
少
幸
曲
祝
嘗
燻
将
易
亡
磨
便
行
資
刳
耄
妻
燻
遣
尤
食
炙
白馬
舞
眩
偃
些
了
懐
任
設
臭
親
勝
妻
称
暴
鬘
嬉
以上
放
用
尋
衆
即
直
華
転
輩
燈
眴
畜
果
復
擬
約
儲
稚子
度
白
盈
益
帷幕
前達
縦
香
相
種
徒
従
訪
候
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