“従”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
61.9%
したが20.9%
したがっ4.3%
じゅ4.3%
じゅう1.4%
1.4%
した1.1%
したがつ0.7%
したご0.7%
いたず0.4%
(他:8)2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“従”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸16.1%
文学 > 中国文学 > 小説 物語8.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのものに脅えたような燃える眼は、奇異な表情をたたえていて、前になり後になり迷いながいてくるのであった。
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)
白は彼女にいて居ることもありましたが、二人の食物を求めるために忙しくて、彼処此処かなたこなたをとびまわりました。
狂女と犬 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
甚兵衛はあぶながりましたが、さる大丈夫だいじょうぶだというものですから、そのいうとおりにしたがいました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
『で、きみ万事ばんじエウゲニイ、フェオドロイチのことばしたがうように、ねえきみたのむから。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
したがって聯盟に関する出来事は、その歴史以前のことより我輩が出発した十月末までのことは大概知っているはずである。
子女たるものは、父母の訓誨にしたがっ孜々しし勉励、成長の後、独立自尊の男女として世に立つの素養を成すきものなり。
修身要領 (新字旧仮名) / 福沢諭吉慶應義塾(著)
朝散ちょうさん太夫だいぶとは、支那唐朝の制にてじゅ品下ほんげの雅称、我国にて従五位下の唐名とうめいとある。
五年十二月には南部なんぶ家と共に永く東西蝦夷地を警衛することを命ぜられて、十万石に進み、じゅ四位に叙せられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
すぐ時局収拾の相談もすすめられた。しかしいまは直義が主体で、尊氏はじゅうでしかない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
初名義邦よしくに、通称は麟太郎りんたろう、後安芳やすよし、号は海舟かいしゅう、幕末じゅう位下いげ安房守あわのかみとなり、軍艦奉行、陸軍総裁を経、さらに軍事取扱として、幕府陸海軍の実権を、文字通り一手に握っていたのが、当時の勝安房守安芳であった。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
各町の知事毎年その町良家新産の女児をて最も美な者十二人を選び、殿中に養い歌舞を習わせ、十二歳の始めにこれを王宮に進め、旧制にって試験を受く。
先従花国賦迎春 花国かこくして春を迎えん
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
したがつて三日前みつかまへ代助がかれの留守宅を訪問した事に就ても何もかたらなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
其処そこで僕は最早もはや進んで僕の希望のぞみのべるどころではありません。たゞこれめいこれしたがうだけのことを手短かに答えて父の部屋を出てしまいました。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
畢竟ひつきやうするに彼が所謂いはゆる客観性に癖するの致す所にして、批評家としての彼の本領は、実に存して爰にありとも言ふべき程なれば、したがつて劇詩界の革命を煽動する者も亦
劇詩の前途如何 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
松本は猛然として、起てり「行徳君は僕を誣告者ぶこくものと言はれた、しからん、——諸君、僕が誣告者であるかいなやは、公明正大なる諸君の判断に一任します、僕は只だ良心の命ずる所にしたがつて此事を言ふのである」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
界隈かいわいの景色がそんなに沈鬱ちんうつで、湿々じめじめとして居るにしたごうて、住む者もまた高声たかごえではものをいわない。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すくなからず、地獄、極楽、娑婆しゃばも身に附絡つきまとうていそうな婦人おんなしたごうて、罪もむくいも浅からぬげに見えるでございます。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かれはいよいよ返事に困って、少し猫背の肩をすくめながらいたずらに臆病らしい眼を伏せていると、それを取りなすように小坂部はしずかに言った。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
外の人なら便宜上習慣に従う事もあろうが社会を改良すべき文学者の責任としてはどうしても道理にしたがわねばならんという意味を委しくかいげたらどうだね」大原「ウム、それも書くがね、その代り道理上からいえば父母の承諾なしに子がほしいままに嫁をさだめる事も出来ん。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それはほかでもない、小泉氏にじゆを贈るといふ事だ。
困った事を言出した、せっかくここまでおとなしくついて来たのにいろいろな注智恵さしちえをしてこの正直な男を煽動せんどうしちゃあ困るわいと気遣って居ると
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「かの荷物は天和堂テンホータンで荷造りをして居る時は薬舗やくほへ預けて置くような風であったが今日きょう運んで行くところを見るとおかしい」と思うたものと見えて、それからというものはテンバは物も言わず考え考えついて来たですが、だんだんみちを歩いて来ますと少し話し掛けた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
因って竜一人ともしてラの宅に近づくと、暫く待っておれ、我は先入って子供が汝を食わぬよう縛り付けて来るとて宅に入り太縄で子供をくくり、今竜が見え次第大声でその竜肉をいたいと連呼よびつづけよと耳語ささやいて出で、竜を呼び込むと右の通りで竜大いに周章あわて、袋を落し逃れた。
子、魯の大師にがくげて曰く、楽は其れ知るべきなり。始めておこすとき翕如きゅうじょたり。之をはなてば純如たり。皦如きょうじょたり。繹如えきじょたり。以て成ると。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
眼は八咫鏡やたのかがみの如くして、赩然てりかかやけること赤酸醤あかかがちれり、すなわちみともの神を遣して往きて問わしむ、時に八十万やそよろずの神あり
運‐輸ウンユ 射‐利シヤリ 開‐柘カイセキ 投‐機トウキ 本藩ノ応援ヲウエンヲ為スヲ以テ主トス 今後コンゴ自他ジタニ論ナク其志ニシタガウエランイル
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
「黄櫨成列隴※間 南望平々是海湾 未サガ三五駅忽林塍タリ温山。」
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)