-
トップ
>
-
したがへ
老人
余に
越遊を
奨しこと年々なり。
余固山水に
耽の
癖あり、ゆゑに
遊心勃々たれども事に
紛て
果さず。丁酉の
晩夏遂に
豚児京水を
従て
啓行す。
老人
余に
越遊を
奨しこと年々なり。
余固山水に
耽の
癖あり、ゆゑに
遊心勃々たれども事に
紛て
果さず。丁酉の
晩夏遂に
豚児京水を
従て
啓行す。
百樹曰、余丁酉の年の晩夏
豚児京水を
従て北越に
遊し時、
三国嶺を
踰しは六月十五日なりしに、谷の
底に鶯をきゝて
百樹曰、余丁酉の年の晩夏
豚児京水を
従て北越に
遊し時、
三国嶺を
踰しは六月十五日なりしに、谷の
底に鶯をきゝて