“つい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツイ
語句割合
21.8%
19.5%
15.8%
7.2%
6.6%
5.3%
3.7%
3.7%
3.6%
1.9%
1.2%
0.9%
0.9%
0.7%
0.5%
0.5%
0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
不覚0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
追從0.2%
0.1%
不知0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
一様0.1%
不覺0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
到着0.1%
加炭0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
尾行0.1%
0.1%
沿0.1%
津井0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
跟随0.1%
追従0.1%
0.1%
0.1%
附属0.1%
附添0.1%
附着0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立ち昇る白煙の下を、猛獣は剥製のようにピンと四肢を伸ばして、一転、二転、三転し、に長々と伸びたまま動かなくなった。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
作平は一度は辞退したが、源之丞がたって云ってくれるので、に其の提灯を借りて歩いた。藪路を出はずれると寂しい松原が来た。
魔王物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
三ヶ津総芸頭と云う美称を、長い間享受して来た藤十郎は、自分の芸にては、何等の不安もないと共に、十分な自信を持っていた。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
繻子の模様もとは思うが、日除白蔽に、卸す腰も、れる背も、ただ心安しと気を楽に落ちつけるばかりで、目の保養にはならぬ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
このが、わずか、三分間か、五分間にしかぎなかったけれど、二人には、たいへんに時間やしたごとくわれました。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
高安月郊氏が同志社女学校で東西比較文学の講義をしてゐた頃、講話でから話題が「文学者と髯」といふ事にまで及んで来た。
此両国の訴訟未だ決定に至らざるを以て、に争端を起すに至る、平和に事を鎮する乎、両国の人民とも之をとする事能はず。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)
から下刻まで、わずかまだ一刻半(三時間)のあいだでしかない。野に満ちていた味方の旗幟は、いずれへえ去ったのか。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「一ならず、二不思議たせてらせたに……」さんのいた。勘次もおつぎも凝然としてるのみである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それにも天国へまでけさうにも思へなかつた。森田氏は試験はこの儘でめようかとも思つたが、でに今一つ訊いてみた。
何か見物に出掛けようとすると、必ず御目附方下役が附いて行かなければならぬと云う御定まりで始終る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ソコで今度の米国ても、役人が幕府から手当の金を一歩銀で請取れば、亜米利加に行くときにはを洋銀のえなければならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
予先年出陣の日、兵士に向ひ、我が備への整不整を、唯味方の目を以て見ず、敵の心に成りて一つて見よ、夫れは第一の備ぞと申せしとぞ。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
れからまえられたとか斬られたとか、は奥平屋敷の溝の中に人が斬倒されて、ソレを上からたと云うような騒動。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
たけれども今とは違ってその時分はマダ鉄道のないときで、パナマに廻らなければならぬからサンフランシスコに二週間ばかり逗留して
咸臨丸その他 (新字新仮名) / 服部之総(著)
ありとある力を、に無にせむ。
愚かなるものよ (新字新仮名) / 徳永保之助(著)
たて横にこの楊の花の飛び散る中に入って行って、口を開けてその綿をばもうとする。
機に臨んで要領を得ないような挙動をやられるので始終ハラハラした心持でてゆくのであった。
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
地境の端から草地になり、その向うに、おどろおどろしいばかりにえ崩れた土塀を廻した古屋敷。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そこから茶の間へ来て、何という目的もなく、鉄瓶の湯を湯呑で一杯呑みました。それから玄関へ出ました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
其中にお腹もくなり、親の肌で身体もまって、けそうない心持になり、不覚昏々となると、んだ乳首が抜けそうになる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「息だぞ。眼ぃだぞ。」一郎のとなりの家の赤髯の人がすぐ一郎の頭のとこにんでゐてしきりに一郎を起さうとしてゐたのです。そして一郎ははっきり眼を開きました。
ひかりの素足 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
山の多い国を旅する者は、海にて行かねばならなかった。海に臨んだ処には村がある、町がある。其等の潮風の吹く町や、村に入って、魚の、磯の香を嗅いで商いする。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
○こゝに二代目市川団十郎初代十郎(のち団に改む)の俳号で才牛といふ。柏筵とあらたむ。(元文元年なり)此柏筵は、○正徳○享保○元文○寛保をたる名人なり。
なく高砂をうたひむれば、らしき一夫婦出來あがりて、やがてはともはるべきなり、諸縁これよりかれてちがたき次第にふゆれば、一野澤桂次ならず
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
搗栗はシバ栗の実を日に干し臼でて殻と渋皮とを去った中身である。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
椎秦博浪沙(博浪沙
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
家のでは仏壇に燈明の音がし始めた。
不思議な鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
廓内大卷さんよりも奇麗だとがいふよ、おであつたられは何樣肩身かろう、何處へゆくにも追從つて大威張りに威張るがな、一人兄弟いから仕方
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
日にで支度にば二月の末には萬々用意はのひたり爰に皆々を呼集評定に及ぶ樣はさま江戸へ下るべきや又は大坂表へ出て動靜
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
得しのみならずお二人樣の御行方も大方知ければ其翌朝京都を立出江戸へと心指を日にぎしに不測にも當宿にて御面會申せしなりと始終の樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
負債償却の約束は不知空約束になって了った。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「は……不知気が附きませんで……」
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
と聞彦三郎は大いにに神佛の引合に依て斯る噂を聞者なるべしと思ひと木蔭より立出此人々る者ならば明白に分るべしと後よりしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞て三五郎是は有難しと後にて大方丈を通拔鼓樓の下をりて和尚の座敷の縁側り出平伏なすに此時可睡齋は靜かにの袖をかき合せながら三五郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しありしかば甚兵衞勝手はて覺え居れば今日こそ好機なれと裏口り水口をて見ればの如く掛錠けざる樣子故シテたりとと入り居間箪笥
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しながら片隅へより何か密々と半四郎のへより是もし息子さん御前は是から何處へ行つしやると云に半四郎は何心なくしは是から夜通しに松山迄參りますと云つゝ胴卷
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
當日狩衣神官氏子總代といふのが四五りの惡相容子馬場先んでつた。一農具つてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
威勢よくつた老人等太鼓首筋からつて、だらり/\といてつともともと節制なくなつたてがから/\と、さんぎながらる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
十人の書生に一様の仕着せさ。ゑらいじやないか、それで自分は甘んじて、鎖ばかり下げて歩行てるんだ。どうだ猪飼なんぞに、真似も出来やあしまい。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
『御案内した眞意をお話しする』如何にも魂膽のありさうな口吻だつたので自分も不覺氣が急いて、飯も食はずに急いで飛び出した。
媒介者 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
顔面 ならじ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
黒平入りの鳥居峠あたりから北方を望み見た時に、金峰山にで峭抜して居るのは此山である。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
飛衞ずしてく、未也ることをぶべし。に、しくんばれと。け、南面してむ。旬日にして三年如車輪焉
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
乃公先刻から半間とは離れぬ処にいるんだぞ。今日は乃公が死にかけたので、只今見舞人が罷越したのであるが、肝腎要目の御当人の姿が見えないので、お母さんが探しに来たのである。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
私は昨夜自動車に出会った場所は、停車場から海浜旅館へ出る道路とは違っている。も汽車が到着た時から一時間も経過っていた。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
「もうすこし。お前さんも性急だことね。ついぞない。お梅どんが気がかないんだもの、加炭どいてくれりゃあいいのに」と、小万がぐ懐紙の音がして、低声話声も聞えるのは
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
お心をやすまでのことはありますまい
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
景隆は召還されしが、黄子澄練子寧は之をせずんば何を宗社に謝し将士を励まさんといしも、帝に問いたまわず。燕王は済南を囲むこと三月に至り、すことわず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
踏海の策敗れて下田の獄に繋がるるや、獄卒に説くに、自国を尊び、外国を卑み、綱常を重んじ、彝倫ずべきを以てし、狼の目より涙を流さしめたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
文三はホッと吐息をて、顧みて我家の中庭を瞰下ろせば、所狭きまで植駢べた艸花立樹なぞが、し気にく虫の音を包んで、黯黒からヌッと半身を捉出して
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それは、直径五寸ばかりの鉢型をしたもので、状の火山型をした残蝋鉄芯の受金を火口底のようにして盛り上っている。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
根附は提物の根元に附けるために用いるので、昔の燧袋から巾著印籠、煙草入の類を帯と腰との間を、の端に取りつけたものです。『装剣奇賞』に、「佩垂に用ゆ」とあります。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
意地悪の婆さん鶏は、一同の列の、いちばん後に、よぼよぼと尾行てきました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
ぐや徳二郎も續いて石段にり、先に立つてずん/\登つて行く、其後から僕も無言でて登つた。石段は其幅半間より狹く、兩方は高い壁である。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
面白いでもなく見て居たが、淀文と云うのは、府下の割烹店として名だけ聞いたことがあれば、そこへと心ざして橋に沿て左へ下り、右の新柳町の細路へ曲ろうとすると
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
淡路島三原郡津井村十二代世襲の庄屋で田畠四十町歩、山林七十余町歩、藩の「支配外」待遇。備中連島の三宅定太郎とよく似ている。そうした地主的存在の半面で、彼は大規模な土木企業家だった。
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
その構外の石垣にて突当りました処が袋町です。それはだらだら下りの坂になった町で、浅間の方から流れて来る河の支流が浅く町中を通っております。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
『ア、ア、アッ、アッ!』と叫んで突起たかと思うと、又尻餅と僕を見た時の顔色! 僕は母が気絶したのかと喫驚して駈寄りました。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ナアに屹度勝つ、れから出掛けてて、諸方に出没して居る同志者をこの船に乗せて便利の地にげて、官軍が江戸の方にて来るその裏を
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
貴様は福澤の主人になったと知らせてれるの事だ。てその跡をだ以上は、実は兄でも親だから、五十日の忌服を勤めねばならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
鯨の新婚旅行に跟随て行く馬鹿者が私一人じゃないのです。ちょうど大きなのような恰好で、鯨の若夫婦のアトになりサキになり、どうしても離れません。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
廓内大巻さんよりも奇麗だとがいふよ、お前が姉であつたら己れはどんなに肩身が広かろう、何処へゆくにも追従て行つて大威張りに威張るがな、一人も兄弟が無いから仕方が無い
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
飮ながら何だびく/\するな何故其樣へるぞコレ酒がるぞ落着がよい汝も酒がだ一をせよサア/\其茶碗がいゝ夫で二三べしと酒をでやり後で飯もがよい今に拙者が手前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼はよく六十斤にあまる大刀を使い、千里の征馬に乗ってもなお鉄胎の強弓をひき、身には二箇の流星を秘し持って、一放すればいかなる豪敵も倒し、たび発してたびはずすことがありません。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
貴女のお身体附属ていてこそじゃが、やがて、はい、その光は、嘉吉がころを振るの中へ、消えましたとの。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人が附添てゐなくつても、ちつとは我慢をしたがよい。
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
ランをくれろというと最上等のイチボが附着て来る事もある位で、悪い肉の真中にホンの少しばかり最上等の部分があるのだけれども多くは外の肉と一所に切ってイチボの名で売っている。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)