“評定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうじょう87.0%
ひやうぢやう10.9%
ひやうぢよう2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これを、勝家の部屋へとどけて参れ。明朝こくまでに、これにしるしてある者ども一同、評定ひょうじょうの間に集まるようにと申し添えて」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日についで支度にかゝれば二月の末には萬々ばん/\用意はとゝのひたり爰に皆々を呼集よびあつ評定ひやうぢやうに及ぶ樣はすぐさま江戸へ下るべきや又は大坂表へ出て動靜やうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宿でも評定ひやうぢようが開かれてゐた。元來いま歸りがけに見て來たところでは村内全部が雨戸を閉ぢて山の方へ引上げてゐるので、まだ平常のまゝに戸をあけてゐるといふのはこの宿屋一軒きりであつたのだ。
樹木とその葉:34 地震日記 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)