“評定岩”の読み方と例文
読み方割合
ひょうじょういわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの、天狗の評定岩ひょうじょういわの上にあって、今朝から黙然と、浅間の煙を見つめていた長髯の武士は、その時、何に驚いたか、にわかに立って手にせる笠を、目の下の崖へヒラ——と投げ落した。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)