“評定所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうじょうしょ75.0%
ひやうぢやうしよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足はドンドン加速度になって、またたくうちに外神田から鎌倉河岸——評定所ひょうじょうしょのあるたつくち和田倉門わだくらもんはもうすぐそこだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はて不思議な事と処分に困って居りますと、時のお月番右京殿より、「浪島文治郎こと業平文治儀はとくと取調ぶる仔細あり、評定所ひょうじょうしょおいて再吟味仰付おおせつくる」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
享保二丁酉年ひのとゝりどし十月廿二日双方さうはうとう又々評定所ひやうぢやうしよへ呼出しに相成前規の通役人方出座にて公事くじ人名前一々呼立濟て大岡越前守殿九郎兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
利章の姉婿あねむこで、當時睡鴎すゐあうと名告つてゐた黒田美作みまさくが邸と、其向側の評定所ひやうぢやうしよとへ引き上げさせた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)